ルームメイトのレビュー・感想・評価
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作り手自身がオチ
実はナチュラル・メイクがウリな北川景子、汚れが板についてきた深田恭子、実は作風によって演技のウマヘタを使い分ける高良健吾。
本作、デートムービーであり、仲良し女の子が見に行く、あるいは、DVDをレンタルするため「だけ」を目的とした作品であり、そのつくりであるということ。
めんどくさいおっさんを唸らせることでは決してない。公開日時、DVD発売時期、脚本の練り上げなんか必要ない。
だが、そのうえでこのめんどくさいおっさんが一言二言言わせてもらう。
まず最初のシーンは反則。刑事の視点なのだから、嘘ついてはダメ。
犬っころや殺人については、ターゲット層を喜ばせるための無理やり設定で、まあ、それはイイとして、レストランなど、一人ではありえない場所のシーンはさすがに嘘になるでしょ。
本作では、引き立て役に徹する高良健吾演じる工藤の直観力にまるで説明がないのも、食い足りない。
でも最も納得いかないのは、北川演じる?晴海のそうなった原因と最後に関わる少女の一件。これ、ターゲット層にはマズいでしょう?
作り手何考えてんだ?作り手自身が2重人格ですか?
結末が・・・
児童福祉の所長をする山崎(田口トモロヲ)が市会議員に立候補するという伏線。彼はまた児童の1人に対して性的虐待を繰り返していたのだ・・・
西村麗子が二重人格で、マリの方は猫殺しもするし、人殺しもする。それに対する春海の反応がいまいち恐怖感をあおらないのが残念。見てる側としては二重人格者であることがすぐにわかるので、つい結末を読んでしまうのも仕方がない。ハリウッド的なオチなんだろうな~などと思っていたら、まさしくその通りで、麗子もマリも春海が創り出していた人格だったのだ。冒頭の殺人事件の設定がいまいちハッキリしないのも原因の一つ。何も時系列を触らなくてもいいと思う。
しかし、脚本努力の結果は、実は4重人格者だった!などと、もうどうでもよくなってくる結末で終わる。どうだ、まいったかと言わんばかりの・・・
再共演しないかな
サスペンスと聞いてたけど、ホラーに近かった気がする。動物や人の遺体の描写が観てて、つらかった。
ネタバレですが、まさか3重人格とは思いもしなかった。
公開当時、北川景子と深田恭子の2人が共演!って、バンバン宣伝されてたし、予告も見れば、“2人”と思い込まされますよ。
面白かったけど、元々は性的虐待した大人が悪いんであって、その辺が何とも消化できてない感が残った。
この頃は何も思わなかったけど、北川景子の演技が今に比べて少し違和感があるかな。きっと演技を磨かれたんでしょうね…。
あと、高良健吾が良かった。
ホラーが苦手な私にはこの人の優しさが救いのようでした。笑
この人の視点から、映画を観てる感じがした。
個人的には、北川景子と深田恭子が好きなので、ぜひ恋愛ものとかで再共演してほしいなぁ。
怖いの苦手。怖すぎる
原作を本で読んでいたけれど、うろ覚えでなんとなく…
なんとなく見る映画じゃなかった。
途中から思い出したけど、本も怖かったけど、映像化されるとめっちゃめちゃ怖い…怖すぎる…ほとんど目を覆いながら見た…怖すぎる…
これを見たら絶対ルームシェアなんてできない…
でも、これはルームシェアじゃないけど…
ホラー
予備知識も特になく、観てみました。
想像以上にホラーで怖くて、見るのをやめようかと思いました。自分が、激しくグロいのはイケますがひたひたと怖いこの作品は苦手なんだなと知ることが出来ました!(笑)犬鍋のシーンは目を瞑ろうかと…。
深田恭子さんは、可愛らしいイメージが強いゆえに低い声でマリを演じている姿がより怖かったです。
北川景子さん、深田恭子さんという美女だからこそ怖さが増してましたね。
想像していなかった結末だったので驚きました。
最後のシーンで、ケンスケさんさえも幻想で、目を開けたときに消えていたら…と思いましたが、ちゃんとそこにいてくれて良かったです。
多重人格について詳しくないですが、よく描かれているんじゃないかと思いました。面白かったです。
女の別の顔はサスペンス
北川景子と深田恭子初共演によるサイコ・サスペンス。
美女にサスペンスは付き物。
でも、サスペンスには演技力が必須。
正直、ちょいと演技力に難ありの二人でサイコ・サスペンスなんて大丈夫かいな?…と、まず思うが、これがなかなか。
勿論、突出するほどの名演技を披露してる訳でもないし、サイコ・サスペンスと言うにはちと生温いかもしれないし、プロットも何処かで見たものの寄せ集めな感じだけど、思ってたよりかは最後まで面白く見れた。
冒頭、何かの事件が起き、その被害者とされる北川景子演じる春海は集中治療室で昏睡状態。
これを導入部とし、3ヶ月前に遡る。
交通事故に遭い、病院で目覚めた春海。(よく入院する娘…)
入院生活の中で、何かと気遣ってくれる深田恭子演じる看護師の麗子と親しくなる。
退院後、二人は思い切ってルームシェアする事に。
北川景子と深田恭子の美女二人のルームシェア。是非ともそのルームシェアに一緒に暮ら…なんて妄想はひとまず抑え、
何でも分かり合えて、何でも話せる親友が出来て、毎日楽しくてしょうがない。
…が、
時々不可解な言動を取る麗子。
いつも通り優しいかと思えば、ドキリとするほど冷たい態度を取る時も。
同時に、周囲で事件も発生。遂には殺人も…!
実は麗子は二重人格者。
殺人事件は麗子によるものなのか…?
定着しているイメージとは逆の役柄を演じているのが面白い。
どちらかと言うと気の強い役やクールな役が多い北川景子がしおらしい役。
ほんわかイメージの深田恭子が二重人格役で冷たい女の一面を見せる。
この映画、ツッコミ所や先読み出来てしまうシーンが多い。
親しくなったとは言え、そんなに急に女子二人はルームシェア出来るもんなのかい?
麗子が二重人格だと言う事は見てれば薄々察しが付く。と言うより、バレバレ。
こんなんでサイコ・サスペンスと言えるのかよ!?…と、思っていると、実はまんまと更なる展開の手中にハマってしまっていたのである。
実を言うとその展開も、こうなったら面白いかも?…と、察しと言うか想像を膨らませ、ついつい当たった。
でも、あるお偉いさんの陰ある娘が関わる○人目の…までは予想は出来なかった。
結構強引と言ったら強引。えっ、じゃあ、あのレストランのシーンは?…とか、母親との電話は?…とか、そもそも二人で一緒に外出してる時は?…とか、幾つか疑問が残る。
しかし、その疑問が少なからず伏線でもあった。
だって、二人は…!
女の別の顔はサスペンス。
その別の顔は、守る為。守ろうとする為。
○○が抱えていた心の闇は暗く、重い。
結果的に自分自身を苦しめていた事になるが、支えていてくれたのは、いつ何時も、親友・○○だった…。
ちょいちょいショッキングなシーンもあり。
一番ショッキングなのは、やっぱりあのシーン。
ワンちゃん好きな方は絶対見ないように!
伏線は取ってるような、取ってないような
なんかモヤっとする終わり方。
展開的には、驚かされたけど
なんだろう、なんかモヤっとする。
伏線回収してなくない?
麗子の同僚のビッチ殺人の動機は?
チワワ鍋グツグツ事件の動機は?
ビッチ同僚なんて、
患者として関わっただけじゃないか!
男好きな女が嫌い、とかそんな理由なのかな。
最後の、看護師が
麗子に見えたのはどうして?
まだ麗子が中にいるってこと?
それとも、新しく信頼できる人間が
できたってこと?
よくわからない。
そして、三重人格を
好きになる男の気持ちもわからない。
既視感。でも面白かった
北川景子と深田恭子が初共演し、「オトシモノ」「Another アナザー」の古澤健監督が手がけたホラー。今邑彩の同名小説を原案に、ルームメイトの奇妙な行動をきっかけに奇怪な事件に巻き込まれていく女性の恐怖を描く。
派遣社員として働く23歳の萩尾春海は、交通事故に遭い入院した病院で、看護師の西村麗子と出会う。患者と看護師として知り合った2人だが意気投合し、春海の退院をきっかけに麗子がルームシェアを提案。2人は一緒に暮らしはじめる。
順調な共同生活を送っていたある日、春海は麗子の奇妙な言動を目撃し、それ以降、周囲で不可解な事件が続発。ついには殺人事件まで起こってしまう。そして、春海の前に麗子とそっくりなマリという女性が現れ……。
(映画.comより引用)
ブラピの「ファイト・クラブ」と完全に同じパターンだったー!!こないだ観たばっかりだったから既視感。それでもこっちは最後まで結末に気付かなかったし(「ファイト・クラブ」はちょっと惜しいところまで気付いたんだけどな)、普通に面白かった!
まずキャストがいいもん。北川景子も深田恭子も高良健吾も好き。ただNetflixでも映画.comでも評価が全然高くなかったから、駄作かな〜と思ってしばらく放置してた。「黒の斜面」で可愛いなぁと思った大塚ちひろも出てるしってことで満を持して鑑賞。
ホラーではなかったかなぁ。全体的にクリーピーだしちょいグロシーンはあったけど、どっちかっていうと演技っていうより効果音で怖がらせようとしている印象で(レストランの化粧室のシーンとか)、あんまりホラー感はなかった。映画館じゃないからかな。っていうかこの映画を1800円出して映画館で観ようとは思わないなぁ〜。あ、だから評価が低かったのかな。VODとかで観れば内容的には普通に面白いと思うけど、映画館で観てたら私も★2つとか言いそうw
しかし北川景子はいつ見ても可愛い。今よりちょっとぽっちゃり?もっさり?だけど可愛い♡中学生の頃、北川景子の雑誌の切り抜きばっか集めたスクラップブック作ってたっけw 月日が経てども変わらぬ美しさリスペクトだなぁ〜♡
ラスト、春海が目を閉じて開けたとき加藤さんいなくなってたらどうしようかと怯えた。ない話じゃないでしょ。麗子が現れたときと同じ台詞だったし。そこが一番ヒリヒリした。でもハッピーエンドで良かった。加藤さん思いっきり普通の人っぽいけど、2人の関係が「ジョゼと〜」みたいな結末にならんことを。
東京少年に少し似てる…?
多重人格の女性の話。
北川景子と深田恭子という美人二人がキャスティングされてた。最初は深田恭子(麗子とマリ)が二重人格だと思ったけど、北川景子(はるみ)が多重人格で、麗子とマリははるみの中に存在する人格だったときの衝撃は大きかった!交通事故で記憶なくなってしまったという展開。
それだけでびっくりだったのに、最後にえりという人物でてきて、頭の中????って感じ。結局、"はるみ"の中に存在する"マリ"が"えり"の中に同じような人格をつくろうとしたということ。マリにそそのかされてえりは殺人未遂をした。めっちゃ難しいな。
最後の方、切ないラブストーリーみたいになってたし(笑)
なんかどことなく堀北真希が主演の東京少年に似てる。多重人格の映画好きな人は東京少年も見てみるといいかも。
音楽が気持ち悪い
人間の奇妙な部分を映し出す映画が大好きなのですが、これはキャストが微妙。
二人を好きならば楽しめるのだろうけど、私はあまり二人が演技うまいとは思えないので、淡々とした麗子の話し方、表情がワンパターンの春海。中盤まで演技が気になってしまった、、急に怖い話し方になるマリはすき!ぞくっとしました。
初めのうちは麗子が二重人格なのだと思っていたが、なんと、春海が創り出した虚像だった。それには驚かされました。
過去の辛い出来事から生まれた麗子とマリ。そしてもう一人のマリ。
なぜ保険会社の人がころされるのか意味が分からないし、何処に惹かれたのか謎の彼ができるし、イマイチ掴めなかった。
音楽が雰囲気を出していてよかった。
dビデオにて鑑賞
北川景子と深田恭子を観る映画
北川景子と深田恭子主演のホラー映画です。今邑彩の小説が原案ですが、ルームメイトという設定と登場人物の名前以外は、ストーリーも設定も全く違います。ホラーによくある多重人格もので、深田恭子が悪女と思わせておいて、実は清純派の北川景子がというパターンです。ミステリーとしては無理がありますが、ホラーとしては平均的な出来だと思います。北川景子と深田恭子という旬の女優を観る映画しては、それなりに満足できます。
バルト
mediageにわざわざ、タクシーで行ったのに。。。火事で入れず。
やむ無しに新宿バルトに移動。
それくらい、急にこの映画を観たくなりいってきました。
感想は。。。たいして意味もなく殺人を繰り広げる、ただのサイコです。
意味がある殺人は母親くらいでしょうか?それなら義父?母親の彼氏?も殺してほしかった。あんな男こそ殺してほしかったし、殺す意味のない犬や保険屋さんは殺さないでほしかった。
はるみに感情移入も、同情もできない。
なぜ彼ははるみに好意を抱き、その気持ちが続くのか。そして、そしてなんのためのキスシーンなのか全く登場人物の気持ちを理解することができないまま終わりました。
これだけ残虐的なシーンが繰り広げられるのにも関わらず、全く後引くことない。
恐らく入り込まなかったからだと思います。
見なきゃよかった!!と言う印象もない映画でした。
ほぼスリラー。
劇場で予告を幾度も観ていたので、おおよその見当はついた。
(一瞬入る北川景子の表情で)
原作は未読、しかし今作はかなり脚本で書き換えられたらしい。
恐ろしい話ではあるが、昨今では観慣れた話という感じで新味は
なく、冒頭からのおどろおどろしい雰囲気で、すでにこの時点で
おかしいことには、こちら側も気付く。
しかしあんな病室があるんだろうか?
だだっ広い共同部屋なのに、けっこうな重症患者がいるという…
突如登場する西村麗子もすでにどことなくおかしい。
そう、総てに何かおかしい。何で気付かないんだ、高良健吾!?
という感じで、あとは追い詰められる春海のシーンが続くが…。
どんな意味で挿入されたのか分からないが、
数々の名作から抽出したかのような恐怖場面。とりあえず「サイコ」
「危険な情事」には懐かしさのあまり、うわ~!出た~!と思う。
もう、バレバレじゃないか、と思うあたりでやっと真相の解明、
だが今作の風変わりなところは、決着したと思われた事件に実は
続きがあって、うわ、今度はそっちに行く?といったラストの展開。
実際にもこんな事例があるんじゃないかと思うと、けっこう怖い。
可哀想なのは主演女優の執拗な取っ組み合いよりも、
男性陣の酷い扱い。特に長谷川君(尾上)、あれはないわ、酷い!
あそこだけは怖くてちょっと目を背けてしまった。
高良君もだけど、トモロヲの扱いも^^;いや~見る目が変わりそう。
だから私たち女同士で仲良くしましょうよ…?って、深田恭子に
ギロっと睨まれて脅されちゃいそうな、そんな意味で怖い作品。
(サスペンスというよりスリラーに近い。殺し方が陰惨すぎるもの)
ミステリーとしては・・・
原作とは全然違う話とは聞いていたが、そもそも原作を完全に忘れているので、そこはどうでもいい。(先ほど原作のあらずじをチェックしたがまるで覚えてなかった)
ホラーとしてみると結構怖い。殺害シーンとか、相当にグロい演出が施されていて、ただのミステリーと思って見に来た人は度肝を抜かれるだろう。
ミステリーとしての仕掛け自体もなかなかうまくできていると思ったが、そもそもの設定として納得がいかない点がある。すなわち、主人公の別人格のひとりは完全なシリアルキラーであるが、なぜそんなキャラクターが登場するかについてほとんど説明がない点である。(母親を殺したのはまあ、理由があるからわからないではないが、あとの2人や犬を殺すのは単に趣味でやったとしか思えないwww)ミステリーである以上はその辺、特に原作をあえて独自の視点で大幅に変えたのであれば尚のこと、違和感が無いような設定が必要だったのではないだろうか。その点が惜しまれる。
深キョンが怖かったです
今までに見たことないくらい2倍も3倍も怖かったです(笑)
あの男っぽい声は残念ながら地声じゃなくて編集かなあ~?
ポスターの写真から想像するに、
二人それぞれの二つの織りなす"顔"がテーマのちょっと怖い話かと思いきや、意外にそうではなく実は・・・
役者紹介で北川景子が"先"に来ている意味がわかりました。
多重人格だ、ってことは途中でちょっとずつ分かってくるのですが、深キョンはそうゆう役だったのね。。
人間追い詰められると(自分を守ろうとして)別な性格が出てくるみたいですね。それだけ深く傷つき悩んでいたのだと。
最後知って納得でした。
観てよかったわ。
それにしても北川景子、映画やドラマであちこち見るなあ~
仕事掛け持ちか?!
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