「本当にファイナルだけど。」バイオハザード ザ・ファイナル モアナさんの映画レビュー(感想・評価)
本当にファイナルだけど。
過去作品、全てを劇場で鑑賞してきました。
ゾンビ嫌いでしたが、ミラ・ジョボヴィッチ扮するアリスのパワーアップしていくアクションがあったからこそ、毎回楽しみにしてきて、ここまで見続けることができました。
センセーショナルで新鮮で斬新なデビュー作から、この回必要だった?と思うような回もありましたが、今回はとうとうファイナル。いつもの、【続く】感満載のラストとは大違い、ちゃんと簡潔しますね。
アクションは毎回パワーアップしていくし、気持ち悪さを燃やし尽くす展開はさすがでしたが、1作品目からのストーリーを考えると、ちょっと、おかしくない?つじつまあれ?となるのが多くて残念でした。ラストにするなら時間かけていいから、クリアにしてほしかった。
★ここから完全にネタバレです★
ラストの展開は読めたっちゃあ読めたけど、【博士、産みの親なら途中知らない感じだった時おかしくない?】とか【博士そんなキリストにどっぷりだったっけ?】とか、【ウェスカー、サイヤ人並みに超人やったのに、そこまであっさりやられちゃう?】とか、【博士自身、そんな強く人体改造できちゃうの?副作用なく?】と、なんだか色々【あれ??】ってのが残ってしまって、終わらせるために一番しっくりきやすい話を持ってきたのかなぁ、もう少し丁寧に拾ってやってほしかったかなぁと思いました。
まぁ、期待やハードルがあがるほどに要求は高くなってしまいますね。
そういうことを求めすぎずにバイオハザードワールドを楽しむ作品としては、充分な素晴らしい演出だったと思います。
数年楽しませてもらい、スタッフのみなさんにも感謝です。
ここ絶対くる!くる!くるよー!というところは、確実にゾンビ、怪物等諸々たくさんでてきて、裏切られず、期待にこたえてくれました。くるー!って時はいつも、なんで1人で見にきてるんやろうと後悔しますね、はい。
ゾンビ×かっこいいアクション=バイオハザードという一時代を築いたと思います!
もう終わりなのは寂しいですが、楽しませて頂きました。ありがとう!!