「予告のアオリの秒数に意味はない」イコライザー くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
予告のアオリの秒数に意味はない
デンゼルワシントン演じる元凄腕のエージェントが、たまたま知り合った娼婦を厳しい境遇から救うために奔走する。
話の骨子はレオンなどにもみられるよくある定番パターンだが、演出とカット割りで今風にまとまっている。
この手の作品は無駄な戦闘シーンでごまかしがちだが、本作では主人公の「その場にあるもので瞬殺」という特性で、見どころを残したままスパっと入りばっさり終わるのが小気味よい。
ただ、予告編でやけに強調してる「何秒でうんぬん」はなんの意味があるのかさっぱりわからん。特に性格を象徴しているような演出というわけでもなさそうだが……。
予告に使うにしても、アクション前面に押し出す作品じゃないんだけどなぁ。
静かに悲しいローな雰囲気で、ストーリーやキャラクターの掘り下げ重視の作りがよく星3.5。
ヒットガールが町を出たあとこうなったと思うと辛いな。(いやそれ別の映画だから)
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