「"恐怖"が"恐怖"に、追い詰められる…。」イコライザー 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
"恐怖"が"恐怖"に、追い詰められる…。
言葉と力で相手を弱らせ、"恐怖"させるテディの周囲から、徐々に崩して追い詰めるワシントン。てっきり観客に爽快感を与えてくれると思っていたら、こっちも別の"恐怖"だったから、終わったあとには恐れも感じた。暴力を行使することの"代価"を、理解した上で使っている印象もあったし、だからか相手を制圧する時がズシンと来るような重みを感じた。
ただそれが映画の面白さを引き上げてるから侮れない。久しぶりに見たフークワ監督作では『ティアーズ・オブ・ザ・サン』『キング・アーサー』以来の当たり映画!また見たくなってきたな!
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