「アクションの静と動、バランスが絶妙。」イコライザー アルさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションの静と動、バランスが絶妙。
ホームセンター正社員のマッコール、身近な人達の困り事を応援したり、解決したり、静かな日常の生活、日々のルーティン。だがそれはあくまでも表の顔、というありがちな設定。
マッコールの中で正義が揺らいだ時、裏の顔に。このギャップが本作の肝。関わっている人達がどうにも出来ないと判断、直後にイコライザーの容赦無い制裁と鉄槌が下る。
イコライザー「均衡を保つ」という意味があり、法では裁けない”悪”と”正義”の均衡を保っている。平穏を求めていても、降りかかる火の粉と悪は、決して見逃せない正義感。その正義感を貫ける洞察力と判断力、そして力。
【イップマン】と【ジョン・ウィック】シリーズを、足して2で割った様な静と動のアクション。PG12でだいぶエグいシーンもあるが、落ち着いたデンゼル・ワシントンが好演。
だいぶ、端折ったと感じるシーンもあったが、それはそれでマッコールの凄さともとれる。適度なアクション、丁度良い展開の流れ。続編に期待。
コメントする