「閉塞感の普遍化」罪の手ざわり Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
閉塞感の普遍化
今の中華人民共和国を取り巻く状況を、十数億分之一として生きる個々の生活を追いながら描き出そう、という作品。
一つ一つのエピソードには光るものがあるし、もっと観たいという人物もいて。いくつか出てくる成金趣味の描写、笑ってしまった。
ただ、話をモリモリ盛り過ぎて、それら一つ一つのエピソードの掘り下げが浅い。登場人物たちにもっと入れこみたいのに、すかされてしまった感が強く残る。
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今の中華人民共和国を取り巻く状況を、十数億分之一として生きる個々の生活を追いながら描き出そう、という作品。
一つ一つのエピソードには光るものがあるし、もっと観たいという人物もいて。いくつか出てくる成金趣味の描写、笑ってしまった。
ただ、話をモリモリ盛り過ぎて、それら一つ一つのエピソードの掘り下げが浅い。登場人物たちにもっと入れこみたいのに、すかされてしまった感が強く残る。