極道恐怖大劇場 牛頭のレビュー・感想・評価
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ヤクザ映画+ホラー映画×三池崇史
すっさまじい映画を観た気分(笑)
衝撃でした(笑)
あまり、いい意味じゃなく(笑)
『MANRIKI』が可愛く思える(笑)
ヤクザが主役のホラーで、不穏な空気のなかコメディ要素が随所に入ってて、
立ち寄った喫茶店で、マスターが坊主頭でブラジャーが透け透けのシャツを着ていたり、超カオス(笑)
(このマスター役の方は『キル・ビル』の青葉屋でチャーリーを演じた、佐藤佐吉さん)
他にも、もっとスゴい悪ふざけが多いんだけど、ネタバレるんで秘密にしときます(笑)
不穏な空気の中に正反対の笑いが入ってるから、不条理な感じになってるし、
2003年の映画って事で、デヴィッド・リンチに影響を受けてるのかな?
あと、つげ義春っぽさも感じる。
超B級な内容なのにキャストが豪華で、
哀川翔さん、吉野きみ佳さん、小沢仁志さん、小沢和義さん、遠藤憲一さん、石橋蓮司さん、火野正平さん、丹波哲郎さん、間寛平さん、などなど…
哀川翔さんや石橋蓮司さんは黒歴史になってるんじゃないだろうかと思うぐらいの、この映画でしか観れない、すさまじいシーンがあります(笑)
あんな終盤の展開、誰が予想できようか(笑)
とにかく、観たあとの余韻がスゴくて、しばらく頭から離れなかった…(笑)
チャンスがあったら、1度観てみて下さい(笑)
くだらないB級映画と切り捨てられない魅力を持つ怪作だと思います。
ちなみに、コメディじゃなくホラーです(笑)
三池崇史がとんがっていた時代の映画
初期の三池監督作品『DEAD OR ALIVE 犯罪者』は、ラスト5分でそれまでの世界観がぶっ飛ぶ怪作(ほめてます)だけど、この作品は初めからメーター振り切りのハチャメチャ振りで、『何じゃ、こりゃ?』ムービーと言うジャンルがあれば、殿堂入り間違いなしです。(それでもほめてます)お話しは、若いチンピラが、頭がおかしくなった兄貴分を名古屋のヤクザ処分場へ連れていく一種のロードムービーで、行く先々で不可解かつ不愉快さらに不条理な目にあっていきます。元々Vシネマ作品なんで、低予算かつエロ・グロ・下ネタと三池監督のやりたい放題が目一杯と言う感じで、変わった見せ物を観せられた気分です。(くどいですが、ほめてるんです)メジャー作品やコミックの映画化が多くなってから感じらなくなった、『ひっくり返したおもちゃ箱を片付けられない』三池カラーを久しぶりに堪能しました。
なんだこりゃ笑
最初から最後までそんな感想しか出てこない、脱力系ヤクザコメディ。薄気味悪いならぬ、薄気味笑い。
とにかく展開が一貫して不条理、無茶苦茶。平山夢明が絶賛というのもさもありなん。
三池崇史にしか撮れない珍品なのは間違いないです。
生まれて来ちゃってごめんなさい
狂った言動で組長に見限られた兄貴を名古屋のヤクザ処理場へ連れて行くことになった舎弟が、不思議な状況に陥る話。
良い歳して女にハマって腑抜けた組長と刺し違えても…という尾崎を騙し、名古屋に向かう道中で、突然死なせてしまった上に死体を見失った南が、尾崎の死体を探すことになるストーリー。
一応不条理ホラーとのことだけど、ヤクザ犬に始まって、ヤクザカーに処理場ですかwと、どうみてもコメディですよね?
結局のところ序盤の妄言は何だったのか、そして女の正体も何だったのか、もっと言えば城山組も旅館も牛頭も何だか良くわからなかったけれど、まあそんなことどうでも良い感じということで。
丑年にふさわしいミルクホラームービー
わたしは石橋蓮司がヒドイ目にあう映画が好きだ!大好きだ!
これだけは最初に声を大にして言っておきますね
狂った兄貴を名古屋にあるヤクザ処分場へ連れて行く舎弟に次々起こるキテレツ奇怪な現象!塞がらないお口はお話が進むにつれ大爆笑へ!蓮司はみんなを決して裏切らない!
そしてわたしはこんなにもいいセックスを観たことがありません、途中からまでだけど、プー、めでたしめでたし 暑かったにゃ〜
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