「松ちゃんと私の走馬灯?」R100 恩田かーやさんの映画レビュー(感想・評価)
松ちゃんと私の走馬灯?
まず『暴力でいいの?』と思ってしまった
( ̄0 ̄;
SMプレーというのは、もっとメンタルな面を辱しめていくものではないのかなっ?と……
でも主人公が『あの倶楽部』に入会した事、自体がプレーの下地なんでしょうね
『こんな変態倶楽部に分不相応な大金を支払ってまで入会してしまった自分』
そして実際に現れた女王様!
そりゃ『暴力』程度のソフトなプレーでも充分いっちゃうでしょ(*^ー^)ノ♪
で、しばらく観ていくと
このR100がある大御所監督(多分)の作った映画、劇中劇であることが判る。
大御所が試写室で満足げにR100を観る一方、試写室の外ではスタッフと映倫の職員?(または映画の買い付け会社?)が、「なんだよアレ?」「えーあの場面の意義はですね……」的なやり取り。
「某板で俺の映画作りが批判されとんのも知っとるんやで~」って声が聞こえそう……
そもそもR100というのは百歳以下には見せちゃダメ!って意味だけど、
『百年早い!』という意味でもある。
松ちゃんはこの映画で私達に何を伝えたかったんだろう?と色々考える。
映画の中の秘密倶楽部の女王様達にもそれぞれ夢や家族や人間らしい生活があって仲間が死ねば、それを悼んで涙を流したりする。
敵役も、また正義を唱える人達と同じ人間で、相手にもそれなりの正義があるってパターン!
私達、昔のアニメからそれを学んだよねー
それと『お寿司屋』の件、
昔のコントで松ちゃんやってたよね~
好きなんだな、このネタ(*´ー`*)
……って、よー考えたらあれは
『女王様のおもてなし』やったんですかい?!とか
主人公が快感を得た時の『顔がブワッ!と膨らんでピチョーンと水滴が落ちて波紋を作る』あの場面。
あの顔、ケンミンの焼きビーフンのCMみたいで不気味だよね~
『懐かしの……』なのか松ちゃん?!
そして男をかしずかせる究極の女王様は『我が子』?
それを男にあるまじき姿で十月十日自分の全てを犠牲にして守り育てるのが最高のSMプレーにしてMの幸せ?
「はいっ、全部ハズレ~!」
ブワッ!ピチョーン……
女王様、また映画作ってくださいね♪
(//∇//)