MUD マッドのレビュー・感想・評価
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『ザリガニの鳴くところ』と『スタンバイミー』だ。
思い付く限り『ザリガニの鳴くところ』と『スタンバイミー』のリスペクトだネッ。
男、女の関係はそのオルガズムの違いだと昔から思っている。この映画は逆の様な気がした。男は頂点を迎えれば、そのままさめて、アドレナリンの流出は止まる。その逆が女性何じゃ無いかなぁ?女性になった事がないので、なんとも、言えないか?
A24が好きそうな映画
これは良いなー
雰囲気は悪くないが少々詰め込み過ぎな印象
「テイク・シェルター」のジェフ・二コルズ監督作品ということで、きれいな映像と独特な世界観を期待して鑑賞。
観終えて正直なところ、今一つ。
時たま美しい映像を挟みながらそれらしい雰囲気は醸し出していたが、ストーリーとしてはかなり無理があるのでは。
クライマックスでのいきなりのドンパチも、何もここでやらなくても的ないきなり感が強く、盛り上がれない。
こんな具合に全体を通してちぐはぐな印象で、終始冷めて観てしまった。
家族、恋人、そして謎の人達等々、意味深に色々と仕掛けてきた割には、繋がりがありそうで実はそうでもなかったり、深く掘り下げると思いきや表面的だったりと、結果的に散らかし放題。結構風呂敷広げていたが、布石は全て回収できていたのか。
私は登場人物の誰とも共感できなかったが、いったい誰向けの映画なのだろう。
話はわかったが、
エリスいいやつ
わりとわかりやすい
ほんわりする快楽感
殺人犯は犯罪者か救世主か⁈
現代版スタンド・バイ・ミー
なんかバランス変。
川での生活を大事にしてて両親を愛してる少年のキャラクターは魅力的だけど、ホントに少年が怒ったとおりでマッドに使い走りにされてるような感じがした。
14才の少年が親に翻弄されながら力の限界を感じたり女の子にふりまわされる感じはなんか泣けるんだけど、マッドはいくら指名手配されてても子供に全部やらせて島で待ってるだけってズルい大人にしか見えない。
結局船もシャツもくれないなら男の約束みたいなやりとりいらないし。だいたいあの船は絵面のインパクトだけで木の上にある意味がほぼない。
black&Whiteに続いてまたしてもリース・ウィザースプーンの男振りまわす女感が謎。これは汚れ役という認識なのかな
青春とマコノヒー
意外と言ったら失礼なのかもしれませんが、意外と面白かったです!
簡単に言ってしまえば14歳の少年の成長を描いた青春映画でしたけど、それだけでは語り尽くせないような、何とも味のある青春映画でしたね。
愛には様々な愛がありますが、そこには大人にしか分からない愛もある訳で、それを少年が知るまでのストーリーは、サスペンスフルな展開もあって本当に見応え十分、脚本がとにかく素晴らしい作品でした。
それにしてもまず舞台設定からして素晴らしかったですね。
濁ったミシシッピ川が印象的なアメリカ南部の田舎町、主人公の少年はそこのボートハウスで暮らしていると言う、アメリカ映画ならではの舞台設定が、何ともそそられると言うか何と言うか・・・。
主人公エリスと親友ネックボーンの関係性も、いかにも青春映画な感じで何か良かったですねぇ。
メインとなった2人だけの遊び場的無人島での謎めいた逃亡犯・マッドとの友情物語も、ミステリアスだけどそう言えばまあ逃亡犯とまでは言いませんが子供の頃に謎のお兄さん(おじさんでも)的人との交流ってあったよなぁと、ちょっと懐かしい思いに駆られるような友情物語で、思わず見入ってしまいました。
またマシュー・マコノヒーが本当にいい味出してるんですよね、これが。
マッドの一途な愛を応援するエリス、自身の親が離婚しそうな複雑な状況だっただけに、愛を信じたい少年の心が痛いほど伝わってきて、思いっきり感情移入させられました。
逃亡犯が結構自由に動け過ぎでは?とか、リース・ウィザースプーンが極上の美女設定等はかなりの突っ込みどころでしたが、ほろ苦い青春物語としては、非常に見応えがあってとても面白かったです。
「本物の大人」なサム・シェパードの好演も、物凄く印象深かったですね。
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