MUD マッドのレビュー・感想・評価
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『ザリガニの鳴くところ』と『スタンバイミー』だ。
思い付く限り『ザリガニの鳴くところ』と『スタンバイミー』のリスペクトだネッ。
男、女の関係はそのオルガズムの違いだと昔から思っている。この映画は逆の様な気がした。男は頂点を迎えれば、そのままさめて、アドレナリンの流出は止まる。その逆が女性何じゃ無いかなぁ?女性になった事がないので、なんとも、言えないか?
A24が好きそうな映画
マシューマコノヒー主演。歯並びまでかえてるのか!?マシューマコノヒーの出てる作品も好きなものが多い(リンカーン弁護士、インターステラー、ダラスバイヤーズクラブ….)
内容的には最後の最後はどんぱちするけれど、それまではわりとゆったりと物語が進む感じ。雰囲気的にA24とか配給してそう。大どんでん返しとかそういうのを期待してみると肩透かしかもしれないが、一夏の経験を通じてちょっと大人になる少年の成長物語としてみればいい作品。
マッドとジュニパーが見つめ合ってるシーンが好き。
これは良いなー
良いよ雰囲気が。マッドとジュニパーの一筋縄ではいかない関係。一方その頃エリスくんの淡い恋。エリスの両親の愛だの恋だのとうの昔に消滅した関係。全てごちゃまぜにしてうまいねー。そこにネックボーンくんの純朴さと彼を大切にしてくれる叔父さん、ここも愛。ブランケンシップさんのマッドへの厳しく見守る愛。いやーもう見事でした。実はキングの息子たちへの愛も実は隠されているというね、愛を巡る物語でした。銃撃シーンはさすがに子どもたち巻き込まないでいいよと思ったけどそれ以外が良すぎて減点しても十分な名作でした。
雰囲気は悪くないが少々詰め込み過ぎな印象
「テイク・シェルター」のジェフ・二コルズ監督作品ということで、きれいな映像と独特な世界観を期待して鑑賞。
観終えて正直なところ、今一つ。
時たま美しい映像を挟みながらそれらしい雰囲気は醸し出していたが、ストーリーとしてはかなり無理があるのでは。
クライマックスでのいきなりのドンパチも、何もここでやらなくても的ないきなり感が強く、盛り上がれない。
こんな具合に全体を通してちぐはぐな印象で、終始冷めて観てしまった。
家族、恋人、そして謎の人達等々、意味深に色々と仕掛けてきた割には、繋がりがありそうで実はそうでもなかったり、深く掘り下げると思いきや表面的だったりと、結果的に散らかし放題。結構風呂敷広げていたが、布石は全て回収できていたのか。
私は登場人物の誰とも共感できなかったが、いったい誰向けの映画なのだろう。
話はわかったが、
マシューマコノヒーはカッコいいし、ストーリーはわかるけど、んー、おもしろくなかったかなあ。
子供のふたりは、もうちょい顔立ちがいい俳優?子役?がよかったかなあ、と。
もうちょっとかわいいとかカッコいい子供だったらまだ気持ちが入ってみられたかも(笑)
エリスいいやつ
良い作品なんだけど、ラストシーンだけ蛇足だと思う。
思えば全編を通してけっこう演出がクドくって
お話としては良かっただけに、そこが残念だった。
少年2人の姿はやっぱりスタンドバイミーを彷彿させるし、
マッドの生き様はなんとなくフォレスト・ガンプと重なって見えた。
いろんな愛のカタチってあるよね、とは思った。
監督・イーストウッドでリメイクしてほしい。
わりとわかりやすい
大人も子供も青春真っ只中?という感じの内容で、アメリカンな感じ。
木に引っかかったボートを見つけて興奮するのも、危険な匂いに惹かれるのも、青春ぽいなぁ、と。
マッドが想い続ける女性…や、美人じゃないとは言わないけど、うーん、な感じだったかな。
ネックが健気で良い子だった。
家庭の事情をバネにたくましく生きる子達が良かった。
こういう環境で育ったら、たくましくなりそうで、うらやましい気もした。
エリスは強がっているけどまだ幼さが残る14歳。
両親に対して愛してると伝えられる素直さがあってホッとした。
子供の頃のブラッド・レンフロみたいだったなぁ。
ほんわりする快楽感
こんな 一夏いい思い出が あればよかったのになぁーと思わせる作品でした。最後の銃撃シーンは勘弁ですが。エリスとネックも、演技力が良い悪いは、別として、何か哀愁があって非常に良かったです。マシューマコノヒーは、やっぱりアメリカ南部の舞台にピッタリのオーラがあります。
映画の内容の展開は、ちょっとダラダラして、少し長すぎると思いました。トム役も正直、必要ないんじゃないの?って感じかな。
でも、心温まる映画でした。
殺人犯は犯罪者か救世主か⁈
エリスとネックのひと夏の思い出…。
無人島で出くわしたのは、指名手配の殺人鬼でした。
大切な彼女を守る為、彼女に暴力を振るう彼氏を撃ち殺してしまった男。
駄目男ばかり付き合う女も女ですが、そんな女の為に犯罪者となってしまう男もどうかと思います…。
そんな殺人犯の逃亡に協力するのが2人の少年。
殺人犯と分かっていながらも、彼の逃亡のお手伝いをする少年2人の姿にワクワクしました。
大人になりかけている少年達のひと夏の大冒険は、まさに『スタンドバイミー』を想像させてくれます。
エリス少年の演技が、自然体でとても素晴らしいです!
現代版スタンド・バイ・ミー
と、聞いていた 笑
まぁ、確かに現代版になるのかな?
少年の成長記ではあったし
ただマッドは何もしていなかったけど...
だから少年が引き立った理由だけど...
これで良いのか?
と、思っちゃった^_^;
でも愛を感じる事が出来た作品!
なんかバランス変。
川での生活を大事にしてて両親を愛してる少年のキャラクターは魅力的だけど、ホントに少年が怒ったとおりでマッドに使い走りにされてるような感じがした。
14才の少年が親に翻弄されながら力の限界を感じたり女の子にふりまわされる感じはなんか泣けるんだけど、マッドはいくら指名手配されてても子供に全部やらせて島で待ってるだけってズルい大人にしか見えない。
結局船もシャツもくれないなら男の約束みたいなやりとりいらないし。だいたいあの船は絵面のインパクトだけで木の上にある意味がほぼない。
black&Whiteに続いてまたしてもリース・ウィザースプーンの男振りまわす女感が謎。これは汚れ役という認識なのかな
青春とマコノヒー
意外と言ったら失礼なのかもしれませんが、意外と面白かったです!
簡単に言ってしまえば14歳の少年の成長を描いた青春映画でしたけど、それだけでは語り尽くせないような、何とも味のある青春映画でしたね。
愛には様々な愛がありますが、そこには大人にしか分からない愛もある訳で、それを少年が知るまでのストーリーは、サスペンスフルな展開もあって本当に見応え十分、脚本がとにかく素晴らしい作品でした。
それにしてもまず舞台設定からして素晴らしかったですね。
濁ったミシシッピ川が印象的なアメリカ南部の田舎町、主人公の少年はそこのボートハウスで暮らしていると言う、アメリカ映画ならではの舞台設定が、何ともそそられると言うか何と言うか・・・。
主人公エリスと親友ネックボーンの関係性も、いかにも青春映画な感じで何か良かったですねぇ。
メインとなった2人だけの遊び場的無人島での謎めいた逃亡犯・マッドとの友情物語も、ミステリアスだけどそう言えばまあ逃亡犯とまでは言いませんが子供の頃に謎のお兄さん(おじさんでも)的人との交流ってあったよなぁと、ちょっと懐かしい思いに駆られるような友情物語で、思わず見入ってしまいました。
またマシュー・マコノヒーが本当にいい味出してるんですよね、これが。
マッドの一途な愛を応援するエリス、自身の親が離婚しそうな複雑な状況だっただけに、愛を信じたい少年の心が痛いほど伝わってきて、思いっきり感情移入させられました。
逃亡犯が結構自由に動け過ぎでは?とか、リース・ウィザースプーンが極上の美女設定等はかなりの突っ込みどころでしたが、ほろ苦い青春物語としては、非常に見応えがあってとても面白かったです。
「本物の大人」なサム・シェパードの好演も、物凄く印象深かったですね。
エリスが好きなんだよな。真っすぐで純粋で友達思いで青くさくて、絶対...
エリスが好きなんだよな。真っすぐで純粋で友達思いで青くさくて、絶対いいやつ。
マッドは不器用でかっこよくてワルくてバカなくらい純粋で。病院に駆け込むシーンかっこよすぎ。
女クソすぎ。
マコノヒーは良いのだが
「スタンド・バイ・ミー」がよく参照されてるけどだいぶ違うぞ.少年のイニシエーションものとしては「とらわれて夏」の方がデキが良い.友達役が「当時の」リバー・フェニックスにそっくりではあるが.
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