「モンテ・クリスト!絶妙な台詞!」オールド・ボーイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
モンテ・クリスト!絶妙な台詞!
原作は読んだことないし、韓国版『オールド・ボーイ』の内容もすっかり忘れてしまってた。しかし、中盤以降、復讐相手の手下どもとの乱闘で記憶が蘇ってきました。広告代理店の仕事もいい加減、アルコール中毒のどうしようもないオヤジだったジョシュ・ブローリン演じるジョー。こんなグータラだったら離婚も当然・・・だけど、3歳になる娘への愛情だけは感じられる。
20年も監禁!拉致されたのが1993年で、大統領が変わる度にテレビのニュースをチェックするジョー。プレミアムイヤーや同時多発テロの映像で時が経つことを表現し、毎回出される食事についてるウォッカも止め、体を鍛え始めるのだった。エクササイズや格闘技の映像を流したおかげなのだが、これも監禁犯人の思惑通り。
いきなり外界に放り出され、バーを経営する同級生のチャッキーを頼り、移動診療所のマリーとも仲良くなるジョー。スマホ、PCなど何も知らないほど隔絶された20年間。ぶよぶよのお腹も筋肉質になっていたりと、かなり役者魂を感じさせられました。そして、マリーの手助けもあり、ギョーザの味によって中華料理店や組織まで割り出すだった・・・
サミュエル・L・ジャクソンのモヒカン頭もインパクトあるし、意外に強いお姉ちゃんも魅力的。そして、「モンテ・クリスト」のシーンにはラミ・マレックが登場!いや、あっという間に退出ですがな・・・頭痛い。スカーレット・ウィッチがサノスを倒すんじゃなくて、何というか因縁めいたことになってしまい、フューリーによって平和的に解決・・・と、MCUでの関係がぐちゃぐちゃになってしまいそう。
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