フローズン・グラウンドのレビュー・感想・評価
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グダグダは実際の事件を元にしたからか
ニコラス・ケイジが主演なので期待したが、なんとも中途半端だと思っていたら 実際にあった事件を元にした映画らしい。 出てくる市警がなんとも無能で、先入観で決めつけて まともな捜査をせず、 重大事件を見過ごす典型的なお役所仕事。 ニコラス・ケイジは州警察勤務で、市警からの内部告発で送られてきた 一連の調書を元に しぶしぶ捜査を始めると、重大な事件が隠れていることに気付く。 つまり、実際に十数人犠牲者が出ていたのに、犠牲者が娼婦だということで 警察は本気で事件に向き合わなかった、という事のようだ。 証言者の保護が必要になった時など、主人公の自宅に連れ帰った件で家族と揉め、 いたたまれず出ていく展開になるが、これは脚色だろうか。 警察なら宿泊先など 困らないだろうし、なんなら署内にも宿泊場所はあるはず。 ここら辺は 家族内のドラマを描き、証言者が何度も危険な目に合う展開なので、 映画で盛っているとは思う。 にしても、ラストは捕まりこそすれ、スッキリしない結末だった
こんなに残酷な犯罪があったとは
実話を元にした映画ではあるが最初は軽い気持ちで見ていたけれども、最後にはどうやってこの犯人を捕まえるんだろうどうやって追い込むんだろうと前のめりになって見ていた。 犯人が知能犯でなかなか決め手に欠け逮捕できないところがもどかしかったけれども、最後にはきっちり捕まって本当によかったと思う。
犯人のIQ高そう
これほどの猟奇的殺人事件が 現実にあったことに身震いした。 40年も前の事件でも地道な捜査が 実を結び解決に至ったことに安堵した。 当時のプロファイリングの正確性に 驚かされる。これがなかったら いまだ野放しになっていたと思うと恐怖をおぼえる。 警察という組織は信用できず 不信感を持たれるのもわかるけど、 大人のとして信頼される、頼られ なければならないと思い立った。 日本でも未解決、行方不明事件等 数多くあるが、捜査技術の進歩で 一日でも早く解決することを願う。 生存者がいたからこそ事件解決に至った。 生存者の存在を軽んじることなく どれだけ重大か思い知らされた。 行方不明者の写真がイメージではなく 実際に失踪している本物の写真だったことに この作品を通じて市民に情報を 呼びかけていることにとても胸をうたれた。
映画だけど、こんなに捕まることを願った犯人はいないかも
事実に基づく映画。 軽い気持ちで観始めたけど、気づいたらのめりこんでた。 こんなに犯人逮捕に力を尽くす刑事っているんだろうか。でも実際の事件で逮捕されてるってことは、いたんだろうね。 すごい。 日本は犯罪を犯してもすぐ出てくるけど、外国は刑期が何百年と加算されていく。日本も見習ってほしい。
アラスカの原野が主役です
連続娼婦殺人事件に挑む、郡保安官の活躍を描く物語。 実際にあった連続殺人事件を、ニコラス・ケイジ主演で描きます。 荒涼としたアラスカの原野が物寒しく、映画の寂寥感を際立たせます。 市警との軋轢等も描かれていたり、判事との交渉等も緊迫感を煽ります。 ただ、物語のキーパーソンになった生き残りの娼婦の行動に納得感がなく、サスペンスとしての興味は薄れて行きます。 人間の行動は理屈では図れないことはあるので全否定は出来ませんが、もう少し何とかならなかったのでしょうか? 私的評価は普通にしました。
アンカレッジ連続殺人事件
事実に基づく話です。 12年間で24人以上の女性が、拉致監禁、殺害された、アンカレッジ連続殺人事件。 ニコラス・ケイジもジョン・キューザックも実在の人物を演じてます。 この作品を観て僕の中で、ジョン・キューザックの株が急上昇しました。 演技うまっ!! 事件の行方や結末が気になって気になって目が離せなかった… 隠れた名作では? 面白かった♪ 少し甘めの星4つ。
画面が暗いし女の子が少なすぎる!!
内容はごく普通だと思いますが、画面が暗くて観づらいです。演技自体も悪くないですが、実際は大勢の女の子が殺されているのに女の子はほぼ一人しか出てこないので、しっくり来ませんでした。ネトフリ映画のようなクオリティだと思います。
実話をアピールしていたわりには中途半端。 焦点が絞りきれていない。...
実話をアピールしていたわりには中途半端。 焦点が絞りきれていない。 ジョン・キューザックの狂気な役に鳥肌。 ニコラスはそのまんま。
✰久し振りに鑑賞✰
実話ベースのストーリー。 アラスカの街で起きた、連続殺人の謎に迫る ニコラス・ケイジ演じる、ジャック。 プロファイリングを得意とするジャックが、犯人を追い詰める過程を描いた作品。 なんと言っても、犯人を演じているジョン・キューザックの ヌルっとした 演技が 、何とも気持ち悪くて 最高に良かった。 犯人は最初から判っているので、どうやって犯人を追い詰めるのか…と云うところ。 唯一の生き残り、シンディ役のヴァネッサ・ハジェンズがまたカワイイ💕 この、シンディが逃げ出すことに成功しなければ、もしかしたら未解決事件となった可能性もあるのではないか…と、映画の内容を観て思った。 警察が慎重になるのも解らなくもないが、余りにも及び腰なダサイ姿を見て、 「ホント、使えねぇーなー」と思ってしまった。
そう言えばニコラス&キューザックは名優だったんだと、忘れていた記憶を思い出させてくれた映画でした
地味ながら緊張感溢れる展開に、グッと引き付けられたサスペンス映画でした。 まあ近年のニコラス・ケイジ&ジョン・キューザック出演映画は期待ハズレのB級映画が多かっただけに見る前のハードルが低かった分、予想以上に引き付けられた面があったのも確かではありましたが。 しかしこれが実話とは驚きました、十数年にわたって、24人以上を・・・警察は一体何してたんだか・・・ってところは劇中を見ればそう言う訳でなかなか捕まらなかったのかと、多少は納得なんですが、でもやっぱり警察(市警の方ですが)は何してたんだかって話ですよね(苦笑) それにしてもエンドロールの写真が何とも生々しかったなぁ、被害に遭われた方は、さぞ無念な思いだったことでしょう・・・。 また舞台となった極寒の地アラスカの凍てつくような寒さが、見る側にも思わず伝わってくるようで、より事件の凄惨さに拍車をかけるんですよね。 ただ実話ベースなこともあって最初から犯人が分かっていた分、謎解き要素はほぼ無かったですから、サスペンス映画としての面白みが半減していたのは少し残念だったかなと。 それと犯人の動機とか人物背景も思いのほか語られていませんでしたし、かと言って追う側のドラマが濃かった訳でもなかったりと、実話を基にしたからこそ話が薄まってしまった感は否めなかったかな、ってそこは単に監督の力不足だっただけなのかもしれませんが。 まあしかし、さすが元々は演技派俳優だった2人が演じただけあって、役者の演技には魅了されたなぁ、やっぱり凄い役者なんだなと改めて実感、仕事選ぼうよ・・・でも、しょうもない映画に出ちゃうニコラス&キューザックも、それはそれで嫌いではないんですけど。 一見善人に見えて実は裏がある変態演技は、さすがジョン・キューザックでした、そして証拠が無い中、取調べで追い詰めるニコラス・ケイジ刑事の鬼気迫る演技にも魅了されました、さすがの2人でしたね。 ただ事件の鍵を握るバネッサ・ハジェンズが演じた被害者で唯一生き残った女性の行動が、どうにも見ていてイライラしてしまって、映画的には相当マイナスに働いていたような・・・。 彼女の存在が大きかったのは間違いない事実ですし、彼女の勇気も大いに称えたいですが、もう少しおとなしくしていてくれよ! まあそれだけ酷い境遇の中で生きて来たんだろうなと言うのは分かるんですけどね・・・そんな中でも忍耐強く接するニコラス・ケイジ刑事がカッコ良かった、久々にニコラスをカッコ良いと思えましたよ。 リアル重視でやや盛り上がりに欠けた部分はあったものの、近年のニコラス&キューザック映画としては悪くない部類の内容だったかと。
実際の事件を元にしている凄み
ジョン・キューザックのイカレっぷりがすごい。その迫力と事実に基づいた話だということぎ見所ではある。実際に起こった事件をきちんと描こうとする姿勢はんわかるが、サスペンスとしての完成度はそれほど高くない。
中途半端感が否めない
実話を元にした作品と知らずに見てましたw 内容が内容なだけに、全体的にちょっと暗いイメージの映画です。 登場人物の誰にスポットライトを当てるのか、 何となくボンヤリとしていて分かりにくかったかな~(^_^;) 前半も唐突な場面が多くて、入り込むのに時間がかかりました。 「え?!ここの部分についてもっと知りたいんだけど、これでサラッと終わりなの~?!」 というシーンが多々ありましたwだったら、中途半端に織り込むなよ!とw 大して盛り上がりも無かった割には、 つまらなかった感は少ないのは、大物俳優達の演技のお陰でしょうか? 個人的には大げさで脚色しまくってる映画が 見ていて面白いと感じるタイプなので、ちょっと物足りなかったかな。 しかし、このお話が実話を元にしていると言うことなので 冷静に考えたら何でこんな題材を映画にしたのかと頭痛くなりますw 女性だったら・娼婦だったら、何でもしていいのかと。 実際の被害者たちの気持ちを思うと、胸が潰れる思いです。 ・・・そこを上手く出せてないこの映画は、 やっぱり駄作なのかもしれないw
アメリカ怖い
最初こそ分かりにくく展開も早く着いて行けへんぞ!と思ってたけど、後の展開は緊迫感があって面白かった。物語としてはシンディがバグってるからややこしくなってるだけで、捻りもなかったけど、それでもドキドキして観れるのはやはりニコラス・ケイジとジョン・キューザックの演技だと思われる。特にジョン・キューザックは主人公だと何だか頼りないけど、悪役めっちゃ怖い。
アラスカの殺人鬼
アンカレッジの実在の17名?殺害のシリアルキラもの。ラストこの映画を犠牲者達に捧げるとテロップがでて、被害者達のリアル写真を延々流す、理解不能な演出。シリアルキラを映画にしといて、道徳的な態度を表明してどうしようというのか。それを一級の活劇にしてみせることがせめてもの倫理的な振る舞いであるはずだ。そんな中途半端な姿勢のせいか、全体通して禍々しさが今一つ。単純に死体と犯行シーンが描かれないからだが、全く内面も猟奇性も残酷さも描かれず。ただセリフで語られるのみ。ジョンキューザックならもっとやれた筈。あとアンカレッジという閉ざされた街の空気を感じたかった。まわりを暗く深い森に囲まれてて、雪が深くてその下に埋まっている感じ。埋めた遺体が熊に掘り起こされるシーンをなぜ撮らないのか。街に迷い込んだヘラジカに遭遇するエピソードも、全く効いてない。娼婦役の子はスプリングブレーカーズの子だったらしい。あと50セントが変な髪型のピンプ役で出演。因みに監督の名前はスコットウォーカー多分あのスコットウォーカーとは何の関係もない筈。
つまらなくはないけど、後味わるし
こんなストーリーが実話だなんて。。。 それだけで、もうそれだけで苦手な感じ。 ニコラス・ケイジ。久しぶりのシリアス物でしょうか。。。 前作のアメコミ物の「ゴーストライダー2」がスゴック良かったので、 あの路線で、もっといかれっぷりのある役を演じてほしいな。
まとが絞り込めていないな〜。
つまらなくはないんですよ…。 こういう作品って何(誰)に焦点をあてるかで全く違う映画になると思うんです。個人的には犯人に絞って掘り下げて欲しかったんだけど、全般的に中途半端でした。 犯人の家族関係とか超アッサリで終わらせちゃうし育った環境なんてほぼ描かれず。これだけ猟奇的な連続殺人事件ならちょっとはエグいシーンも混ぜ込んだほうがのめりこめたかも…。 主人公のニコラス刑事も、唯一逃げ出せた被害者のこともどれも表面的な見せ方で物足りなかったな…。 被害者がたくさんいて、その事実をこうして作品を通して知らしめただけでも良かったのかな。
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