「精鋭に頼りすぎ・・・」スペシャル・フォース odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
精鋭に頼りすぎ・・・
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アフガンでの人質救出作戦の模様をつぶさに描く、降下シーンや戦闘シーンは実に細かく描写、この辺はミリタリー・ドキュメント作品を多く手掛けた監督の本領発揮なのでしょう。軍も支援したようで、偏った見方をすればわきの甘い女性記者の救出の為に多くの人が犠牲になるのだからメディアも政府や軍を一方的に批判するのは控えましょう的なプロパガンダ映画に思えなくも無い。
はっきり言って軍が情けない、土地勘も無い山地で多勢に無勢では精鋭とは言え勝ち目は無い、救難信号をキャッチしたにも関わらずヘリコプター部隊は役立たず、気を揉ませたいのだろうがこれでは軍の作戦行動としてお粗末すぎましょう、最後は美談にしたかったのでしょうが無理やり奇跡を起こしたようで不自然に思えます。
個人的な推測、感想ですが監督・脚本・製作のステファヌ・リボジャさんは初の長編フィクション映画だから気負い過ぎたのでしょう、塩が多すぎたり甘すぎたりと脚色のさじ加減が分かって無かったのかもしれませんね・・。
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