殺人の告白のレビュー・感想・評価
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日本版より断然好き
あーこれ日本版のやつ観たことあるなぁと見始めて気付いた。でも誰が犯人だっけ?ってなって、複雑なストーリーが真犯人を分からなくさせていたのが良かった。
日本版を観てなかったら、もっとちゃんと騙されてただろうしもっと楽しめたのではないかなぁと思った。
日本版は初めから真犯人が物語上で出てくるから、ああ仲村トオルが犯人ねって分っちゃって楽しめなかったから。あと後半の藤原竜也が仲村トオルの首を絞めるところも、被害者の葛藤や苦悩が伝わって来なくて、ただただ気持ち悪い印象だったように思う。
でも今回は、被害者たちの葛藤や苦悩、怒り、悲しみは描かれている。現在と過去の映像を切り替えながら上手く切り替えていてその演出が良かった。
居酒屋で飲んでる時に昔の自分と犯人がガラスを突き破って出てきたり、運転手のおじさんの横顔から昔の記憶の甦りのシーンに移ったり、鏡の世界から昔の記憶に移ったり、ただの回想シーンですって感じではなくて色んな工夫があるのが良い。
電話に出る前にオナラしたり、湿布をお母さんに貼ってもらったりそういうどうでも良い普通の日常の情景を入れているのがとても好き。
最初シリアスだったのに途中からお笑い?のようなテンションになり、アクションがあり、そしてまたシリアスになりと、ゴチャゴチャはしてるけど私は楽しめた。
2012年製作にしては、アクションシーンが凄かった。
CGでちょっとちゃちいものはあるけど、カーアクションは迫力があって韓国って凄いなぁと思った。日本の映画はこんな規模のアクション作れないと思うから。
チェ刑事が好演だったので救われたかも
伊藤英明×藤原竜也主演で、『22年目の告白』というタイトルの日本リメイク版があります(2017)。
韓国は映画もドラマも、憎しみ・復讐ドロドロ劇が多くて、自分はどうも受け入れられないんですが、面白かったという評判が多いので、ついつい見てしまいました。
日本リメイク版も見ているので、その比較になってしまいますが、韓国版はカーチェイスアクションもあって派手でとにかく忙しく激しい。逃走劇みたいな。ジャッキーチェンを思い出してしまいました。プールに蛇を放ったり、ニセ救急車を発動させたりでコミカルな感じもあります。海パン姿(笑)で、カーアクションとは、パク・シフ様も気の毒な。蛇にもかまれるし…。
真犯人が気持ち悪くてたまらなかった。もっと、知的で計算高い神経質な感じがあってもよかったのに。このあたり、日本リメイク版の方が納得がいきます。そういえば、犯人の仮面姿は「青沼静馬」だったので笑ってしまいましたが。(犬神家)
刑事チェの存在が不自然さがなくて、ラストも「苦悩」がよく伝わってきてよかったです。彼で映画は成り立っていました。
安定の面白さ。
欲を言えば真犯人の役はもっと知的な感じがする役者にやってもらいたかった。最初の2人の追っかけっこがスピードといい動きといいあまりに超人的だったのが逆に興ざめした。他は完璧!
二度見たくなる
顔は仮面で隠れていますが
【映画冒頭に出てくる犯人】と、
時効を迎えた後に出てくる
【告白本を出した犯人】の印象が
随分違うなぁと思ったら. . .
最後にどんでん返しがあります。
Σ(゚艸゚〃)
このまま終わると思っていたので、思わぬ展開にビックリしてしまいました。
なるほど ((φ(・д・。)ホォホォ
真犯人は鬼畜すぎる!
(°言°怒)
それにしても. . .
犯人を支持する人(応援?する人)って本当に理解出来ないです。異常なシーンだと思いました。時効成立してるので犯人ではないんですけどね。
あの女の子、たんぽぽの川村さんに見える。
日本でもたまに、犯罪者の顔が良いと、黄色い声援を送るファンがついたりしますが、節操がないと思います。
韓国映画っぽい(と私は勝手に思っているが)
やり過ぎのくどい演技やドタバタしたコメディ展開はあるので、マジなのかフザケてるのか分からなくなり、私はちょっと戸惑ってしまいましたが. . .
最後の種明かしの後は、
彼は皆に命を狙われて災難だったなと思いました。でも初めからこうなると分かっていて、大変な役をかって出たのですね。大変というか何度も殺されかけて本当に大怪我してますし. . . まさに命懸けの犯人探しですね。ちゃんと計画されていたとは。
そして、犯人の寄越した物の中に新たな事実が。これで少しだけ救われる。
そしてまた最後に少しだけドタバタします。
もう一度始めから見たくなりました。
何気なく借りただけなんですが、面白かったです。
意外と深い。
パッケージを見ると「アクションエンターテイメント」みたいな事が書いてあったけど、そんな一言で片付けられる映画ではない。
連続殺人鬼と、それを取り巻く人々の怨念や欲望。
そしてラストのどんでん返しと、殺人鬼への裁き。
特にラストの討論会の場面以降の2つのどんでん返しには話としても衝撃だった。映画の序盤〜中盤は意外とゆったり進む話と、飛ばしまくりのチェ班長。後半はこの流れが逆転してるように見えた。ペースが上げる話と、何か覚悟を決めて落ち着いた様子の班長。この抑揚というか、ギャップみたいな物が素晴らしい。
アクションシーンには物足りなさが。
冒頭の疾走シーン。スピード感は結構だが、あまりにも説明が少なすぎて訳が分からないと思った。
あとは遺族たち。もちろん雰囲気の暗さも感じるし、お母さんとかも怖いんだけど、なんか少しだけコミカルに描きすぎてる嫌いがある。遺族のシーンだけ、映画全体との空気が変わってて、ちょっといらないかなーと思った。
しかし総じておもしろいです。
最近韓国ムービーにハマってるんですけど、こーゆー人間の汚い部分のさらけ出し合いは最高です。
なかなかセンスいい作品でした。
期待以上に興奮できました。
韓国作品・・・。むちゃぶり多いんですが・・・これはいやらしさなく感じました。
サスペンスなのか・・アクションなのか・・途中からもーワケわからん展開で・・・
最後はカーチェイスも入り・・・飽きさせない。
期待のパク・シフさん。まんまと広告塔www
これには失笑。
見せ場である最後の殺人犯を殺す?ってところもあっさり未遂www
結局、プロモーションのための彼?ってところ・・・悲しい。
若手のイケメンを出すのはわかるが
もう少し役どころを考えて欲しかった。
結局、チェさんチョン・ジェヨン)が主役になっていた。
殺人テーマの韓国作品でここまで見やすい作品はなく
本当に良かった。
見応えを感じます。
劇場で逃したのを後悔。
もっと・・・残虐で怖いのかなーって思ってましたが
そういうものではなく・・・
むしろ劇場でみるべき作品だったと痛感。
再上演を願うばかりです。
ストーリーと見せ方の相性の悪さ
いくら時効が成立したとはいえ、ルックスがいいくらいで、連続殺人事件の犯人がアイドル並みにもてはやされるなどということは、少なくとも日本では考えられなくて、この部分には違和感が拭えないが、ストーリーのアイディア自体は悪くなかったと思う。
でも、このストーリーと見せ方はどう考えても相性が悪いし、展開も手際が悪い。
後半、このどんでん返しを持ってくるなら、もっと周到に伏線を張って欲しいし、
登場人物の心理面によりフォーカスするべき。
そうでないと、事件の異様さ、悲劇性が出てこないのに、この内容に全くそぐわないカーチェイスが見せ場のように用意されている。
実際に起きた同じ連続殺人事件をモチーフにしているだけに、『殺人の追憶』+『チェイサー』(冒頭の犯人の追跡シーンなど)の線を狙ったのだろうが、どちらにも遠く及ばない中途半端な印象の一本。
???
時効が過ぎても殺人の告白なんて絶対しませんよね!だって民事で訴えられるんじゃないんですか?時効成立したら民事でもうったえられないのでしょうか?韓国の事情が分かりませんがよく解らない話でした。
なかなかの見ごたえ!!
パクシフのファンなので劇場へ見に行きました!
TVドラマで見るシフ君のいつもの「王子様」的役柄とはガラリと変わって、俳優として演技力で一歩抜け出した。
アクション、サスペンス、ド迫力の映画でありながら、韓国映画は、人間の心の奥に潜む業のようなものをえぐり出す。だから面白い。退屈しない。
ストーリー展開は、先が予測できそうで、出来ない。
「美しすぎる殺人犯」というキャッチコピーは、パクシフを置いて他にないだろう。
その美しさ、不敵な笑顔、冷たさ。そして、どんでん返しの後のシフ君も見逃せない。
新境地を開いたパクシフの今後に期待したい。
チョン・ジェヨンは、初めて見たが、その演技力が印象に残った。この映画の立役者だ。
遺族たちの不気味さには違和感を覚えたが、それが韓国映画の良さでもあるだろう。
悲しいはずなのに、どこか可笑しい。
DVDが出たら、もう一度見たい映画だ。
けっこう面白かった
ちょいちょい変だなと思うところがミスリードを誘うための無理矢理な表現になっていたのかと後から納得するのだが、そんなことを感じさせないように上手にだまして欲しい気持ちもあった。
悲惨な連続殺人事件が題材でありながら、それほど無残な場面はなかった。その代り追いかけっこやカーチェイスはすごい迫力で見ごたえがあった。殺人の悲惨な映画ではなく、アクションとサスペンスの映画だった。
真犯人の背景が全く語られなかったのが物足りなかったが、けっこう面白かった。ジャージャー麺がとてもおいしそうだった。
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