「まさにタイトル通り」恐怖と欲望 オレさんの映画レビュー(感想・評価)
まさにタイトル通り
敵地のど真ん中に墜落してしまった4人の兵士を描いたまさに恐怖と欲望な作品。
実写の作品として過去最古かもしれない作品。
完璧主義者だというキューブリックが満足がいかなかった故に自らフィルムを買い占めて人の目に触れられないよう封印したがっていたといういわゆる幻の一本。
もし彼が未だ生きていたらこの公開に対してめちゃくちゃキレるんじゃないんだろうか笑。
観てて思ったのがデビュー作かつ出演者に役者経験のない素人を使っていながら、キューブリック作品の特徴と自分が勝手に感じている、凶悪な薄ら笑いを浮かべる登場人物がやたらいる、がすでに確立されているような気がした笑。
恐怖でいかれかけてたシドニーが拉致った女に拒否られて絶望し、憤怒し、完全にいかれた瞬間の顔がモノクロの映像とあいまって超怖かった。
映画史を学ぶという意味では必見の一本。
62分という短さも必見の一本笑。
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