くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密のレビュー・感想・評価
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可愛いさで癒され、美しさが目の保養になる
フリント・ロックウッドとサム・スパークスが仲良しで良かった。
デフォルメされた世界が粘土で作ったようなデザインで可愛い。
リブコー社の最高責任者チェスターVとその相棒バーブのデザインが面白くて笑える。
内容がぶっ飛んでいて置いて行かれそうになるものの、だからこそ見ごたえがある。
色の配色も良くて眼福。
Then we were new, Now we are new. あのそれで、いつになったら故郷に帰れるんですかねぇ…。
発明家の卵フリントが引き起こす大騒動を描いたSFコメディアニメ『くもりときどきミートボール』(2009)の続編。
舞台は前作の直後。フリントの憧れる発明家、チェスターVが島に溢れかえる食べ物を撤去するためにスワロー・フォールズへとやってくる。チェスターはフリントの才能を認め、彼を自分の会社”リブコー”へとスカウトするのだが、その裏には大いなる陰謀があった…。
フィル&ミラーが監督/脚本から降りてしまったシリーズ2作目。やはりというべきか、映画としての面白さはグッと低下。
前作に込められていたテーマやメッセージは消え失せ、ただの可愛いキャラもの映画に成り下がってしまった…🤦
気になったのはヒロインであるサムの容姿。男性ウケするファッションを辞め、メガネ&ひっつめ髪という自分らしさを受け入れた彼女。パンパンに腫れた顔での愛の告白など、彼女の存在により明確なアンチルッキズムを打ち出していた前作だったが、今作ではそこはスルー。メガネ女子というのはそのままだが、髪型がおしゃれなポニーテールになっておりダサさが消えてしまっている。
アニメのヒロインらしい見た目になったのだが、それって前作での”他人の目を気にしない”という彼女の着地点から考えるとなんかおかしくないか?観客受けする容姿に変えちゃったら前作のメッセージはなんだったんだ、ということになるのではないだろうか。
科学技術を私利私欲のために用いる公権力の悍ましさも本作ではオミット。代わりにいかにもザ・悪役って感じのマッドサイエンティストなCEOが登場。わかりやすい勧善懲悪の映画になってしまった。
このチェスターのキャラクター描写が非常に薄っぺらく、面白みがなかったことは大きな問題だと思う。何がしたかったんだコイツ…?
世界最高の発明家の筈なのだが、結局このオッさんが作った最大の発明品ってカロリーメイトみたいなバー食品なの?ショボくないっすかね…。
ギャグの面白さが弱まってしまったことも気になるが、それより何よりとにかく脚本が弱い。
今回は「友情」をテーマにしたかったのだろう。いじめっ子といじめられっ子、過去の確執を乗り越え友情を築くことは出来るのか、みたいな問題提起がなされていたのだが、結局これが解決されたのかどうかはぶっちゃけよくわからん。というか、1作目でフリントとブレントは既に友達になっているのだから今更こんな問題提起したところでなんか意味があるのか?
フリントとサムの諍いも、それ自体になんのドラマも生み出してなかったし…。ほんと、今回のお話は何がやりたかったんだか。
そして一番の問題は、結局スワロー・フォールズの食べ物問題にはなんの解決も齎されていないということ。
故郷を奪われた人々からしてみれば「フードアニマルの生態系とかどうでもいいから家に帰らせてくれっ!」って思うだろう。そこを無視して「命は大事!自然を守ろう!」とか言われてもハァ?て感じになっちゃう。監督は『もののけ姫』(1997)でも観て勉強しろっ!!
とはいえ、95分と時間が短くて観やすいし、画面はなかなか華やかだしで、そこまで退屈するような映画ではない。
主題歌がポール・マッカートニーだったのはGOOD!ポールの歌が聴けただけで割と満足してしまっていたりする♪
1作目と比較すると駄作だが、この作品単体として考えればそこまでボロクソに言うほどでもないのかも知れない。
それでもやっぱりこの物語は蛇足だとは思うけどね。
ハリウッドアニメ、月ときどきスッポン
ハリウッドのアニメ映画はほとんど子供向けに作られているので、見てれば大抵は面白い。
例え1作目を忘れていても。
水を食べ物に変えるマシーンを発明した若き発明家が織り成す騒動を描いた2009年のCGアニメの続編。
前作はそこそこ面白かったけど、ざっくばらんにしか覚えておらず…という、まさしくそのパターン。
が、しかし!
う~ん…面白くない。
話が直結だからって言うんじゃなく、登場キャラもどんなだったっけ?って言うんじゃなく(あのナイスなパパは思い出した)、話が面白くない。
ワチャワチャ騒いでるだけで幼稚。
笑いも小さい子供なら喜びそう。
大人が見るには…。
ハリウッドのアニメも会社によって月とスッポン。
食べ物と動物の融合体“フード・アニマル”のキュート&ユニークなキャラ(特にいちごちゃん)、
ヒロインの服装始め某恐竜映画小ネタ、
…良かったのはそれくらい。
フードジュラシックパーク
前作の直後から物語が始まって、間を空けずに鑑賞して良かったなと思いました。
今回は前作を踏まえて観ているので、こういう世界観なんだと割り切って観れたので、楽しく鑑賞できました。
いちごちゃんが可愛かったですね。
相変わらずパパがハブられてて可哀想でした(笑)
子供向きな、遊び心ある作品だと思います。
フードアニマルがキュート
アメリカアニメってこういう展開ばかりで…。
けど、それなりに面白かったです。
水を食べ物に替える機械が更に進化してアニマルフードをつくりだした。そしてそのアニマルフードが人を襲い出したから一大事。フードメーカー社長が発明者からめて自体収拾にのりだしたが裏があり…ってなお話しですが、なんと言ってもフードアニマルがキュート。イチゴちゃんからチーズバーガー恐竜までみていて飽きません。おまけにどれもこれもいそう…。いちばん気に入ったのはマシュマロ達。かわいすぎでした!
中途半端。子供には飽きやすく、大人は物足りない
3Dアニメの大御所ディ○ニーピ○サーや、ド○ームワークス、ユニ○ーサルに比べたら、まだまだ万人を楽しませられる作品にはなってないといったところ。
子供には難解で期待感や展開がいまいちだったようで、途中から飽き始め集中力が切れ「長いーまだ?」といった声が聞こえた。
大人からすると稚拙すぎる笑いや、しつこく感じる要素が多く退屈な部分も多い
ストーリーは前作直後から始まりうまく考えられていただけに満足できない仕上がりで残念だった
やはり比較対象の低い方という厳しい表現にはなるが、いかに大御所らが素晴らしいアニメ作品を作っているかがよくわかった。
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