「全てが入っている。」バルフィ!人生に唄えば critique_0102さんの映画レビュー(感想・評価)
全てが入っている。
冒頭部分から期待したが、期待通りの映画だった。
なにせ、最後のクレジット部分が冒頭なのだ。
そこで、観客に鑑賞マナーを歌入りで「ご説教」する。
これは期待できる。映画を楽しませようとする意気込みを感じる(!?)
シリアスな場面もあれば、コメディタッチの場面もある。
淡い恋心もあれば、すっぱいジェラシーも感じる。
なんといっても、
プリヤンカー・チョプラ演じるジルミルも
イリアナ・デクルーズ演じるシュルティも
素晴らしい。美しさにひきづられない、抑えの効いた演技だ。
脚本構成もいい。
それぞれのシーンが、後からに意味を持ってくるようになる。
まぁ、印度式満漢全席的映画ということだろうか。
あえて言えば、邦題の「人生に唄えば」これだけは不要だった。
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