「パニック映画が飽きられ始めた頃?」カサンドラ・クロス La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
パニック映画が飽きられ始めた頃?
米軍が内密で開発を進めていた細菌に感染した患者が列車に紛れ込み感染が広がるという当時流行のパニック映画の一つです。僕は、公開時以来約50年ぶりの再見。ソフィア・ローレンやバート・ランカスター、リチャード・ハリス、マーチン・シーン、更には アメリカン・フットボールのO.J.シンプソン(この頃は殺人容疑スキャンダル勃発の前)までビッグ・ネームが並ぶ作品ですが、やはりオールスター・キャストに頼り過ぎで緊迫感が希薄な大味の作品に思えたなぁ。「パニック映画」と言われるジャンルがそろそろ飽きられる頃だったのかな。
同時期に公開の『キングコング』(こちらも大味だったが、ジェシカ・ラングのダイナマイト・ボディの魅力で高得点獲得)に興収で敗れたのも納得でありました。(2024/1/3 鑑賞)
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