麦子さんとのレビュー・感想・評価
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吉田監督作にしては期待外れ
吉田恵輔監督なので期待したが残念感の方が強い.堀北真希は黙って立ってたら可愛いんだけど表情も演技も単調なんだよなぁ…n十年後の余貴美子との落差が激しすぎて同一人物に見えない,,,性格も全然違うし
お母さんを大切に
3年前に父親が死んで以来2人暮らしだった兄妹のところへ、生き別れた母親が突然尋ねてくる。そんな母親と一緒に暮らす事になった妹の麦子。彼女には幼い頃に別れた母親の記憶がない。しかし、数日後(数週間後かもしれない?)、母親が死ぬ。母親に対して素直な気持ちになれないまま、死んでしまった母親の四十九日を迎え、納骨のために母の郷里に訪れる麦子。そこで、若き日の母のことを知る。
ストーリーとしては単純だし、まぁ現実の親子はそんなに簡単でもないわけだが、「母」を演じる3人の女優、余貴美子、麻生祐未、ふせえりが、それぞれいい感じで「母親のもろさ」を見せてくれて、それが見ている者を切ない気持ちにさせる。3人の女優の演技もだが、あからさまとも言える直線的な演出が効果的だ。3人のベテラン女優に囲まれた堀北真希は、彼女にとってとても恵まれた配役である。
鑑賞後、まだ生きている老いた自分の母親を大切にしなければって思わされる。
涙が止まらない映画
親子関係で、どこかギクシャクしている人が見たら、涙が止まらなくなる映画。
お母さんが出てきて亡くなるまでがあっという間なので、そこまでの展開は雑だし、もう少し気持ちの変化や状況を受け入れるまでを丁寧に書いて欲しかった。
ただ、素直になりたくてもなれない、どこか思ってないことを言ってしまう、という人が見たら、お母さんの気持ちも、麦子の気持ちも、共感するところが沢山あると思う。
ボロ泣きしてしまい、親にもう少し優しくしたいと思った今日この頃。
主人公の堀北さんと麻生祐未さん以外・・全員クズな映画!でも〜
でも、少し・・
少しホッコリした(^O^☆♪
(*母子家庭の俺的に、ラストうるっと来かけた、危なかった☆ミ)
都会から田舎へ!!!てのは定番中の定番で、どう転んでも悪い方には行かないのが是なんだけど・・
田舎の人てのは無垢な人が多いわな?(*それが良いか?悪いか?は話が別!)
そんな人達に囲まれて、母との想い出を振り返る麦子さんのロードムービー♪(´ε` )?
親は大事にしなきゃだねU^ェ^U
有村架純さんや北乃きいさんや吉高由里子さんや・・
堀北さん世代の女優さんはみなさん素敵だねぇ(=´∀`)人(´∀`=)
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 ****
デートで見る度 ◇◇
観た後の行きたいお店】
島?島の旅館や定食屋?
観た後の飲みたいお酒】
芋焼酎(≧∇≦)
観た後の食べたい一品】
焼き魚とかぼちゃごはん
この作品こそ、エンドロール後に何か有って良いだろ?と思ってたら・・(=´∀`)人(´∀`=)?
ずるい
堀北真希好きなら外せない作品。
特別大きな起伏のある内容ではないけど、俳優陣が素晴らしすぎて惹きこまれる。
赤いスイートピーと「麦子お為に使ってくれ」ってセリフはずるい。
今まで自分の母親からはそこまで深い愛情は受けていなかったと思っていたけど、改めて今までのこと一つ一つを見つめ直して、あの時もしかしたら上手く伝えられなかったのかな?って思えたし、まだ自分には向き合える時間はあるし大切にしようと思った。
何度も繰り返し見るような映画ではないかもしれないけど、素敵な作品でした。
麦子さんと彩子さん
アニメショップで働く声優志望の麦子。兄と暮らすある日、疎遠だった母が訪ねてくる。
突然兄は出て行き、渋々母と暮らす事に。人のプライバシーに土足で踏み込んでくるわ、目覚まし時計はうるさいわ、何かと気遣ってくるわで、うんざり。
でも、作ってくれたご飯が美味しい。
ある時、些細な事で怒りが爆発、「母親と思った事無いから」と冷たく言い放ってしまう。
その直後、実は末期癌だった母は急死。
納骨の為、麦子は母の故郷を尋ねる…。
ダメ人間を描かせたらピカイチの吉田恵輔監督が、実母への思いを込めた母と娘の物語。
まさか吉田恵輔監督が、こんなにもハートフルな作品を作るとは!
故郷の町でアイドル的人気だった母。
若き日の母に瓜二つの麦子の訪問に、町は大騒ぎ。
母は皆に愛されていた。歌手になるという夢があった。
自分の中で、母の存在が大きくなっていく。
いや、暮らしていた時から少しずつ“母親”を意識し始めてはいた。おそらく、あの朝ご飯の時から。もしかしたら、ずっと。
だけど、口を開けば突き放すような事ばかり。
どんなに冷たくされても、突き飛ばして頭打っても、優しく笑いかける母。
居なくなって初めて分かる。後悔する。
どうして、亡くなった時、兄のように涙を流せなかったんだろう?
どうして、素直になれなかったんだろう?
当たり前のその温もりと存在を。
堀北真希好きの自分にとって、この映画はまさに至福の一時。
90分強、ほぼ全編出ずっぱり。
もう、ただただ見ているだけでもいい。
アニメ声には萌えてまうやろーーー!!
…と、まあ、そんな変態目線はさておき、麦子と若き日の母の一人二役、母への複雑な気持ち、不機嫌だった表情が少しずつほぐれていく様などを実に魅力的に見事に演じていた。
彼女の代表作になる筈。
にしても、やっぱり可愛い〜〜〜。
いい加減な兄に松田龍平、母・彩子に余貴美子、さすがに巧い。余貴美子は序盤だけだが、母の切なさ、哀しさ、優しさを感じさせる。
温水洋一と麻生祐未も好演。特に麻生祐未は、これまた切なさと哀しさと優しさを感じさせるもう一人の母。
かく言う自分も、母へは不器用。
身に染み渡る有り難さ。
吉田恵輔監督らしく、コミカルに描きつつ、チクチク突っつく。
だからこそ余計に、この作品が愛おしい。
劇中アニメの「今ドキッ!同級生」って一体全体どんなアニメなの…??
湯たんぽのような良作
稚拙な私の語彙から本作を一言で表しますと、「湯たんぽ」、「良作」といった表現になります。
まず、「湯たんぽ」。湯たんぽというのはストーブやヒーターのように部屋自体を暖めてはくれませぬが、蒲団の中に入れると何とも優しい、まるで母胎のような温もりを与えてくれるものです。本作はそんな温もりのある映画となっていました。
「良作」というのはそのままの意味ですが、私は本作に'あえて良作であろうとする'意志のようなものを感じました。あえて衝撃的な展開を用意せず、感動を助長するサントラを投入せず、まさにそこにある親子というものだけを繊細に描いています。
俳優の方々の演技は自然体でした。
「実は私たち、家族なんです」と言われても「やっぱりね」と思えてしまうほどの自然な親子がそこにありました。
皆さんすばらしい演技でしたが、あえてMVP を選ぶとすれば、やはり主演の堀北真希さんでしょう。彼女をいままで「アイドル女優」だと思っていた筆者ですが、違いました。彼女はまさに女優です。紛れもなく女優でした。
家に帰って堀北真希さんの出演した映画『三丁目の夕日』.『続.三丁目の夕日』.『三丁目の夕日64』.『白夜行』の四作をTSUTAYAでレンタルして見ました。三丁目の夕日のころから彼女はアイドル女優なんかではなかったのだとわかりました。彼女はいい女優です。
親の声が聴きたくなります
家族の映画ですね。日本の映画はこれでなくては‼︎
最後は想像していた以上に涙が出てしまいました。
最近はいろいろ現実離れした映画が多いですが、久しぶりに心が暖かくなりちょっぴり切なくなるいい映画を観た気がします。
ブルーレイが出たら買いたいと思います。
オススメです。
素直になれない歯がゆさはわかるが...
この、ほんわかしてちょっぴり切ない空気が好きな人には、たまらなく心地よい映画なんだろうけど、僕には、何もわざわざ映画館で観るほどのものでなかった、という感想。
堀北の演技は、どこかに枠をはめているような「はみ出さない」印象があって、それが安心感につながるんだろうけど、ぼくにはどうもじれったくてしょうがない。余貴美子の演じる母は、よくいるずけずけしい母親だったし、ふせえりの演じる母は、子供を甘やかす苛つくほど不愉快な母親にしかみえなかった。(あくまで二人の演じる役に対してです)
麻生祐未はよかった。
勇気を出して素直になろう!
たんたんと 物語は進み それほど大きな事件も起こらず
あれ? 終わってちゃったの?という感じでした。
予告編を観て 自分で勝手にとても期待してしまったのです。
突然帰って来た お母さんと 娘 息子の関係とか もっと
描くのかななんて 思ってました。
すぐ お母さん亡くなって それから 母親の過去をたどって
いくのですが・・・
思うのは 人間ってなかなか 素直になれないのですよね。
顔も知らない お母さんが いきなり「あなたのお母さんよ」
なんて やって来たら そりゃあ とまどってしまうでしょうが
気持ちをうまく 伝えられず ひどいことを言って後で
後悔して 泣いて・・・
この 映画を観て思ったのは やはり 勇気を持って素直になろう
傷ついたとしても 後で後悔したら 始まらない!
相手が死んでしまったら どんなに 悔やんでも悔やんでも
始まらないのです。
出演者はとっても 良かったです。
それと 期待しすぎはいけないですね(笑)
母の人生を探る旅に感動
いかにも今どきの若者、というきょうだいの前に突然現れる母親。気持ちはすれ違いのままつかの間の同居も母の急死で母の人生を紐とく旅に。温かい人たちに迎えられ、やがて素直な気持ちに。感動しました。
こういう邦画大好きです。
これは最高に日本らしい日本映画って感じで、ほんと邦画っていいなぁと。
何の予備知識もなく、たまたま空いていた時間に突発的に観に行ったのですが、正解でした。
なかなかユニークな物語の構成で、田舎と都会の対比や、サブカルの挿入の仕方など、日本らしい面白さがあります。こういうユーモアを大事にした作品はいいですね。
全体として優しい気持ちで、ほのぼのと観れる映画ではあるのですが、扱っている内容は結構重いです。
吉田恵輔監督の作品を観たのはこれが初めてですが他の方のレビューを読んでいると、この作品は結構異色なようですね。
逆に普段はどんな作風なのだろうと大変気になりました。これから他の作品も見てみたいと思います。
麦子さんの成長
吉田恵輔監督の作品は観たあとにその作品に恋してしまう感じがして、また観たいなと思わせてくれる。
本作もそうでした。
人間の嫌な部分も見せてはいてもその作品全体の優しさがそれを包み込んで、なんとも言えない温もりとして観る側に伝わってくる。
それは吉田監督が人を魅力的に撮すことが上手いからではないだろうか。だから登場人物のイヤな面を見てもその人を憎めないのだ。
人間が、特に主人公が魅力的な映画はそれだけで楽しいものだ。(例えばO. ヘプバーンのとかね)
最近では石井裕也監督も人物描写が魅力的だと感じたが、吉田監督もまた癖のあるキャラクターを魅力的に見せることに長けているのではないだろうか。
疎遠になっていた母との再会と死。その後に知る母の人生や思い、そしてそれは自分自身と向き合うことでもあり…。自分を知るということでもある。
ラストには今までとは少し違う麦子さんになっているといういかにも映画らしい映画で、この手のストーリーが自分的には大好物。
麦子を演じた堀北さんはとても魅力的。
そして何より脇を固めたベテラン俳優たちが良く引っ張っていました。
余貴美子さんはもちろん、狂言回しの役割を温水洋一さんが時にコミカルに時にシリアスに演じ、麻生祐未さんもとても良かったです。
私との相性の良さはありますが、今のところ吉田監督の作品にハズレ無しです。
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