「ほぼ一緒」容疑者X 天才数学者のアリバイ ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ一緒
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容疑者Xの献身のリメイクですね。
日本版は皆さんご存知の福山さん扮するガリレオ先生が登場するわけですが本作は代わりに冴えない刑事が登場です。
この刑事が湯川先生と刑事を兼任してるような役どころでした。
湯川先生にはドラマで描かれた人物像があるのでキャラクターがしっかりしています。
ですが本作は、ぽっと出の刑事なので人物として薄っぺらく感じました。
日本版の石神にしても湯川が天才と言うのと他の人が天才と言うのとでは天才の重みが違ってきます。
大筋は、ほぼ同じストーリーでしたがラストは少し違ってました。
数学者役の人は冴えない感じだったんですがラストに向かうにつれ段々イケメンに見えてきました(笑)
日本版では罪は裁かれるわけですが、本作のラストは数学者が全てを背負うことになるので犯罪が成立してしまっています。
元々、この殺人は身を守るために起きた事件なので、きれいな終わり方にも見えますが罪が正しく裁かれないことに少し疑問は残りました。
なかなか難しいテーマですね。
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