「ヤクゴラスだなんて洒落になんないよ、なんないよ、なーんないよ」容疑者X 天才数学者のアリバイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ヤクゴラスだなんて洒落になんないよ、なんないよ、なーんないよ
ご存じガリレオシリーズ湯川学の韓国リメイク作品(ガリレオは登場せず刑事)なのですが、主人公ソッコ(邦画の方は堤真一)役のリュ・スンボムが槇原敬之に見えてしょうがなかった。決定的だったのは恋のライバル(?)ナム・テウ氏が出現してから、会食シーンの写真を撮ったりしてスパイするようになったところ。
まぁ11月9日が基本になっているので、冬が始まる季節。どうしようもない天使が降りてきたように、隣人ペク・ファソンに恋してしまったソッコはどんなときも彼女を守りたいという思いでいっぱい。さすがにお弁当は美味しかったみたいだけど、いつも斜め40度からいつもファソンを見つめてた。彼女が人を殺したからといってコワイモノなしだ。もう槇原敬之の歌を全部繋げたらこの作品になってしまうんじゃないかと思ったくらい。
そしてこちらは「四色問題」ではなく「ゴールド・バッハの予想」を扱っていて、2よりも大きい偶数は2つの素数の和であることを証明したいという数学者の生きがいを描いていた。そんな数学の美しさよりも恋することに答えを見いだしたソッコ。もう恋なんてしないなんて言わないでね!
韓国リメイクがあることは知っていたのに、福山雅治のイメージを残しておこうと思い、今まで見なかったのですが、やっぱり忘れてた。こういうトリックは好き。そして泣きそうになるマッキーまで思い出してしまい、ソッコはまだ生きてるんだと応援したくなってきました。
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