「ジワジワくる」さよなら、アドルフ ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
ジワジワくる
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シンドラーのリストを観たあとに、続けざまに観てみましたが、結局、戦争や人種差別に、子どもは無関係で、巻き込まれた犠牲者でしかありませんでした。
母親がシルバーを持って出掛けた日の夜、ズタズタのストッキングと痣と血だらけの脚を拭くシーンで主人公が見るなと言われても母親のそばを離れないのですが、恐らく陵辱されたであろう母親が、どんな仕打ちに合って来たのか、まだ理解しきれない年頃かもしれないけど、娘には見られたくなかっただろうな…。
因果応報ですけど。
両親の行いを知るシーンを始め、段々と描かれているため、全体が微妙に分かりにくいです。フラッシュバックで悪夢を見るとか、トーマスとの性的な行為への伏線も何度もありながらも何も起こらず、理解も感動?もジワジワくる、と言うか、ジワジワしかきません。
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