「ある意味実話映画は怖い。」レイルウェイ 運命の旅路 エイジさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味実話映画は怖い。
基本実話映画を元にした映画は感動を覚えるがこの映画に関してはちょっと違和感を感じた。実話だけにほとんどが大英帝国よりの感情が多すぎのような気がしました。これがフィクションなら当たり前でも良いのだが実話になるとその人寄りや映画制作側よって戦争への歴史が人によって真実が変わって来てしまう恐さを感じました。この映画も基本白人主義的なストーリーになってて過去に拷問を受けた主人公が素敵な奥さんを見つけ当時の仲間の友情や死、ほぼ9割りはそっちの美談や葛藤シーンで、ほぼゼロに等しい過去に拷問を便乗した日本兵のその後の葛藤や苦しみは全く画かれて無かったので「結局お互い戦争で苦しんだ。」とは程遠い気がしました。
結局この実話を書いた人のエピソードにしか観れなかった。個人的にはこんなエピソード映画に日本を代表する真田広之を使って欲しくなかった。
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