「クラシック音楽ファンには特に推薦」25年目の弦楽四重奏 chakurobeeさんの映画レビュー(感想・評価)
クラシック音楽ファンには特に推薦
長年のベートーヴェンファンとしてはとても楽しめた映画であった。この映画の主役はまさにベートーヴェンの弦楽四重奏曲第一四番作品131であって、俳優陣などは曲の解釈の助けに過ぎないのではと思えたりした。もちろん、4人の四重奏者内の複雑な人間関係の葛藤もシンボリックに面白く描かれており、ベッドシーンなども登場するが、恋心の多かったベートーヴェンを理解する妨げにはならない。室内楽の勉強にもなりました。クラシックファンとしては、面白くてためになる映画でした。アメリカ映画の奥の深さを改めて思い知りました。ベートーヴェンファン、室内楽ファン、そしてクラシック音楽ファンには必見の映画と思いました。
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