クソすばらしいこの世界のレビュー・感想・評価
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クソつまらないこの映画
日本人留学生、片言の英語もわからない親のすねかじりクズ。
白人、ホワイトトラッシュの殺人鬼。
韓国人留学生、親想いの真面目な苦学生。
監督、本当に日本人か!?
30年以上前の「13金」から続く、真面目な女の子だけが生き残るというスラッシャー映画の定石の展開を変えるためか、途中で何故か「転校生」な展開になり、転げ落ちる映像もオマージュぽいけど、人格入れかわっても話しが全く膨らんでないよね。
「息もできない」でのキム・コッピと、「ムカデ人間」での北村昭博のキャラが良かったんで本作借りたんだけど、全然魅力無し。
ディスコミニケーションをテーマにしてるみたいだけど、ただのギャグとしてしか作用していない。怖がらせたいのか、笑わせたいのか、どちらにしてもつまらない。全ては監督の力量とセンスの無さが原因でしょう。
肝心のスラッシャー描写も、栗原類みたいなのが足の長さが合ってないと細切れにされるところはまあまあで、後はどっかで見た事あるのでオリジナリティ無し。
監督、「悪魔のいけにえ」を意識して撮ったようだけど、「悪魔のいけにえ」がどうして怖いのか?もっと勉強したほうが良いですな。
展開にびっくり
日本人留学生に対する辛辣な目線がちょっと気持ちよかった。
正統派のスラッシュホラーかと思ったら途中から転校生的なトンデモ展開になってしまったのが、ちょっと飲み込みづらかった。おじさんが若い女の体になったら興味がそっちに行くに決まっているだろう。そんな場面をこってり見たかった。
しかし日本人のしかも女性監督がこのような意欲作を手掛けていることは本当に素晴らしいので、今後も頑張って欲しい。また、日本を舞台にしたスラッシュホラーの可能性も模索して欲しい。
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