「仕方ないかな」人類資金 legocroksさんの映画レビュー(感想・評価)
仕方ないかな
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タブーものを日本人が映画にすることは、日本映画では難しいよき事例かと思う。
日本人自身が危機管理が先進国でも一番弱く、リアリティーに欠く部分は多分にあった。
しかし、淡々と進み、言葉少なく進む展開は面白かったし、ここにあるレビューほど酷評には至らない。
PDAでの終わり方は何となくだが監督の本意ではないのではないだろうか?
資本主義への警笛が題材であろうこの映画で、あの終わり方では絵空事過ぎる。
ただ、リアリティーが故に希望を見いだせない答えでは現在の日本において、厳しすぎるのも否めない。
そもそも、資本主義の次の1手が無いのだから、今の時代はカオスと化しているのだろう。
つまり、私の解釈としては実際映画でも使われてるか不明のM資金と、資本主義への警笛はいずれも明確答えがなく、しかしそれらは意識をすべきで、絵空事の終わりに疑問を覚えさせ、自らの解釈を委ねてるとすると、この映画の終わりに納得がいく。
つまりはわりと深い映画であると自分は思う。
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