ある会社員のレビュー・感想・評価
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足を洗うのはつらいよ‼️
表向きは貿易会社、でも裏は殺人請負会社。要は社員はみーんな殺し屋。そんな社内でも一番の殺し屋が、一人の女性と出逢った事を機に足を洗おうとする。でも会社はそれを許さない・・・‼️冒頭、バイト君が警察の警備をかいくぐり、標的を仕留めるアクションシーン‼️運転席&助手席VS後部座席の銃撃&格闘シーン‼️まるで「ミッション・インポッシブル」みたいにチームで仕事をこなす殺し屋たち‼️撃たれて傷つき、ボロボロになった主人公のラストカットも印象的‼️相変わらず韓国映画のアクション描写はスゴいと痛感させられる一作‼️ただ主人公と女性との心のつながりをもうチョット深く描いて欲しかった‼️結構早い段階で女性が退場してしまい、後は延々とアクションが続くので、主人公と女性の描写がイマイチ希薄に感じてしまった‼️
蛇足
会社で殺人を請け負ってるという設定は面白い。
アクションも良かったです。
ただ公衆の面前で殺し合いを始めたり、かっこいいアクションが展開されてる中で車で轢かれ倒されるなんてチープすぎる。
ここで丁度いいのに蛇足だなと思うシーンが多々あり物語の流れはあまり好みではなかったです。
良いところが半減してもったいないと思いました。
面白かった!
アクションが渋くてかっこよかった。ストーリーもとても面白かった。
ヒロインがシングルマザーのアラフォーで、元アイドルというのはちょっと変だった。シングルマザーと言っても息子が主人公の部下で、大人で、娘もいた。せめて30歳くらいで、子供も小学生くらいにした方がよさそうなものなのだが、変だった。アイドル時代の歌も薬師丸ひろ子みたいだった。
主人公が顔はすごく暗いのに、デートの時になんども服を着替えているところがキュートだった。
会社は表向き鉄鋼業で、おそらく偽装で鉄工所を稼働させていて、オフィスも偽装っぽいのだが、クライマックスでは全員が襲ってくる。全員が訓練を受けたエージェントだったのだろうか。そこまで規模が大きいと隠ぺいしておくのが難しいのではないだろうか。本来、主人公を殺すにしてももっと徹底してスマートに目立たないように殺すのがあの会社のやり方ではないだろうか。映画としての派手な見せ場が欲しかったのかもしれないが、リアルじゃなくて残念だった。主人公がマシンガンを使うのは仕方がないにしても、迎え撃つ会社員がそれはない。普通に考えたらナイフだし、せいぜいサイレンサー付きの拳銃でしょう。
バイトを簡単に殺してしまうのも、腕がよかっただけにもったいない。殺してはいなかったんだけど、会社の方針としてどうなの?と思う。わけもなく殺してしまうような方針では、他の社員も安心して仕事ができない。
主人公が慕っていた元上司が簡単に寝返ってしまうのも、え?と思った。
そういう具合に気になるところはあるもののとても面白い映画だった。
なんだ、この会社は。
設定そのものが大胆で面白い。
ある会社員の男が実は…という、まぁよくある話なのだが、
表向きはサラリーマン。実は殺人営業部の社員。っていう、
個人を殺人者にするだけでなく、それを会社組織にして
み~んなで人殺し、請け負ってます!っていうスゴイ設定。
しかも他社の依頼をこなすだけかと思いきや、
自分の会社の部下まで殺そうとする何て恐ろしい会社…。
もう観ている間、背中に戦慄が走りっぱなしなんだけど、
表向きは普通にサラリーマンしている皆さんなので、
昇進あり、定年あり、社員旅行ありでなぜか笑ってしまう。
女性社員も事務員も皆やりますからね。社員一丸となって!
ありえない~!と思いながら引き込まれてしまう。
とある出勤日、主人公のヒョンドはバイトのフンと一緒に
仕事に向かう。車内で雑談し、変装したフンが現場に入り
程なく全員を殺害、目的達成を告げた後なぜか階段から
突き落とされる…。実は上司であるヒョンド、フンの殺害
まで会社から指示されていたというワケだ。怖い~!!
ところがフンから家族への遺言を頼まれたヒョンドは、
勤続10年にして初めて会社を裏切り、フンを助けてしまう。
そして遺言どおり貯金を渡しに行ったヒョンドは、そこで
フンの母親ミヨンが、かつて憧れていたアイドルだったと
いうのに気付き、今度は仕事を辞めてミヨンと人生を共に
する…という夢を抱きはじめるのだったが…。
まぁここまでのあらすじだけで、あーそれはムリだよ^^;と
誰でも思いますよねぇ。
組織を裏切った人間が、そう易々と逃げ果せる世界ではない
だろうと、素人の私でも普通に感づきます。
だけどねぇ…そこまで幸せというものを知らなかったヒョンド、
(地味な顔立ち、地味な服装、無表情なソ・ジソブにハマり役)
せめて自由に自分の人生を謳歌してみたかったんでしょう。
何しろ生真面目な男、最優秀勤続皆勤功労賞受賞できます。
後半、いよいよ殺人会社の真骨頂が!登場します。
営業部全員が武装し銃器を構え、ヒョンドを待ち受けます。
入ってきたヒョンド、受付嬢に目配せし「やめておけ」と促す
のですが、いやいやそうは問屋が卸さない、いったん怯んだ
受付嬢の銃口が火を噴きます(怖)やだ、マシンガンだよ~!
もう凄いのなんの、セーラー服と機関銃のごとく撃ちまくり。
さて、一人で戦うヒョンド氏の運命やいかに…。
あり得ないほど壮絶なシーンが絶え間なく続くので、
後半はほぼスクリーンに釘付け。主任も課長も顧問も代理も
み~んな、物凄く撃ち合います。こんな会社見たことない。
映画としては夢のように過ぎ去ってしまう光景なんだけど、
のちのち頭にこびりついて、もし自分の会社の地下に…?
なんて想像が一人歩きしそうな作品。同行には気をつけよう。
(それにしてもこの会社、自社の人間殺しすぎ?じゃないの)
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