劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランドのレビュー・感想・評価
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世界を一つぶっ壊した甲斐があったな。
かなり楽しめました。
クライマックスバトルの、子供が母親に渡した指輪からのクダリが、感動的で絵的にも美しくて最高。
お話のスケールも程よく、テンポも良い。
コヨミ役の奥仲麻琴がこんなにも可愛かったっけ?ってぐらいカワイイし。
他にもマヨ釣りや小倉久寛の変身ポーズなど、心をくすぐられるシーンが満載で、始終楽しめる。
かなりの良作でした。
決してつまらなくはないのだが
厳しい意見も見るけど、異世界に迷い込んで、今までのキャラが同じなんだけど違うってのはいいアイデアだったしTVとは違った面出せてよかったんだけど、色々残念ポイントもあるのでそこが分かれ目かな。
もう少し敵が本編とかすかにリンクでもしていればまた違った面白さも出たかもしれないけれど。うーんアイデア負けしていたかな。
赤と紅のダブルドラゴン
物語としては、『パラダイスロスト』と『21のコアメダル』を足したような内容。
平成ライダーのマンネリと手詰まりが凝縮されたような1000%の残念感。
さすがに絶望に至るまで中身が面白くなかった訳ではないが、設定と演出の物足りなさが、鑑賞後のモヤモヤを誘う。
魔法が使えないキャラクターをコヨミに設定するより、むしろ晴人が魔法の国で魔法を使えず(コヨミをソーサラーから助けたとかの事情で)、ウィザードに変身出来ないと言う設定にした方が、より仮面ライダーの悲哀と孤独をドラマチックに演出出来たと思う。
インフィニティドラゴンの登場も唐突すぎて全く価値がなく、ソーサラーもほぼ秒殺に近い勢いで退場されては、苦闘の末に敵を倒すと言ったお約束のカタルシスさえ生まれない。
なんやかんやと難癖を付けたくなったが、それでもキャストの皆さんが好きなんで、決して悪い作品ではありません。
逆にキョウリュウジャーは相変わらず坂本演出が好き過ぎて、何も言う事ありませんでした。
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