「非常識でクレイジーなコメディを作る」ムービー43 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
非常識でクレイジーなコメディを作る
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映画「ムービー43」(ピーター・ファレリー監督ら)から。
鑑賞後「よくもまぁ・・」と呟いてみたが、
邦画でも「変態仮面」や「寝ずの番」など、
下品さでは負けない作品も多く観てきたので、
酷評されるほどのことはないな、というのが感想である。
ただ日本の場合、ひとつの作品としてストーリー性を持ち、
そこに「粋」とか「艶」などが感じられ、
鑑賞に堪えうる仕上がりになっている、そんな違いを感じた。
ただ、日米の監督たちも、同じことを考えるらしく
「寝ずの番」(マキノ雅彦監督)は、
「テレビではマネのできない映画らしい映画を撮る」と言い、
今回は「非常識でクレイジーなコメディを作る」と発案。
それを、キャストとなる大物俳優たちが真面目に演じる、
それだけで、いいんじゃないかな、そんな気もする。
「お下劣でおバカな要素が満載の短編」と予告済だから、
嫌なら観なければいい、と思うだけ。
最近、声を出して笑うなんて、なかったものなぁ。
いいんじゃない、これはこれで・・
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