MAMAのレビュー・感想・評価
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ママじゃないじゃん笑
ママっていうから殺されたお母さんが娘たちのために頑張って危害を加える人間を決して行くのを想像していたのだけれど、全然別人でした。確か娘たちはお母さんのことはmamaではなくmomと呼んでましたし。
ストーリー自体にこれといっていいところはないし、最後まで怖くもなかったんだけれど、母の愛というのはやっぱり新しかったのかな?とはいえ他人の娘に接する人間に嫉妬するのはそれは違うけど笑
ただ死ぬ人があまり多くない映画なんだけれどそれにもかかわらず全員秒殺で、死ぬ描写がほとんどないので怖くないです。残念。そしてママ最強すぎる。壁男かって。
ヒロインのJessica Chastainがいつもと全然違って下手したら気付かないくらいだったのだけど、売れないロッカーから母親へと成長していく彼女はそれでもやはり魅力的で、それだけの映画だったかな。
『MAMA』
子役姉妹が抜群の演技を魅せる、シビれた。
オープニングの絵からバックリ引き込まれた。ゴーストのMAMAの設定が何とも巧い、視聴者の想像に委ねるエピソードのボカシ方、もう魅入っちゃうね。
この深みある世界観にはハマったハマった。
こいつはギャーギャー騒ぐだけのホラー映画とは別格だ。
切なくて、恐ろしい
ママの造形が怖いです。
子供の前では普通にしていればいいのに…
ママの正体は死後も森の中を我が子を探してさまよっている亡霊です。そこで、たまたまヴィクトリアとリリーに出会い、彼女達を「我が子」と思う訳です。
一生懸命に育てますが、ヴィクトリア、リリーの父親の兄に引き取られます。そこでママが怒り、妨害をしてくるということになります。
今回感じたのは、母親の愛はいつまでも変わらないということ。人間から見れば怖い存在ですが、ママは自分の子供を守りたいだけなんです。
大ヒットを記録した本作、日本ではひどい扱いを受けていますね。
そこまで恐怖シーンは強くありませんが、恐さは十分にあります。ラストはなかなか感動的でした。
“ママ”の愛は怖ろしく、深い!
精神を病んだ投資仲介会社経営者ジェフリーは妻と共同経営者を殺害、幼い二人の娘ヴィクトリアとリリーを連れて逃走。森の奥の小屋に辿り着き、そこで娘たちに手をかけようとした時、何者かに殺される。5年後、小屋で姉妹が発見され、ジェフリーの弟ルーカスとその恋人アナベルが引き取るが、不可解な現象が相次ぐ。姉妹は“それ”を“ママ”と呼んでいた…。
2013年初めの全米公開時から見たいと思っていた作品。
日本では一体いつ公開されるのかなと思っていたら、リリース前に限定公開のみ。ほとんど未公開のようなもの。
しかし、ひっそりと姿を消すには惜しい秀作ホラー!
ジャンル的にはオカルトの部類に入る。
が、根底にあるのは愛と哀しみのドラマ。
製作総指揮はギレルモ・デル・トロ。
彼が携わったダークファンタジーは切ない余韻が残るものが多い。
本作はホラーではあるがそれに変わりなく、「パンズ・ラビリンス」や「永遠のこどもたち」が好きな方にはオススメしたい。
勿論、ホラーとしても見応えあり。
じわじわ煽り、時折姿を見せる“ママ”にゾクッとさせられる。
以前見た「死霊館」同様、非常に好きなタイプのホラーだ。
主演はジェシカ・チャスティン。
「ツリー・オブ・ライフ」「ヘルプ」「ゼロ・ダーク・サーティ」など役によって雰囲気が変わるカメレオン女優の彼女、ロングのブロンドもしくは赤毛の印象が強いが、ケバいパンク風の黒髪ボブもまた魅力的。
序盤こそは控え目の出番だが、序盤以降、アナベルとヴィクトリア&リリー姉妹のドラマが軸に。
子供が苦手だったアナベルが、不器用に少しずつ情愛を育んでいく姿はドラマの核でもある。冷えたリリーの手に息を吹きかけるシーンは温かい。
ヴィクトリアとリリーを演じる二人の女の子も達者な演技。
昔、真偽不明の狼に育てられた少女の話があったが、見ていたらそれを思い出した。
どんな存在であろうと、育て、愛情を注いでくれるのは、“ママ”。特に、幼い子にとっては。
“ママ”も、間に入ろうとする輩に激しい憎悪を抱く。
“ママ”の愛は深い。深いが、独り善がりの欲でもある。
狂気にも似た愛のある“ママ”と、温もりという愛がある“ママ”。
全てが丸く収まった訳ではないラストも秀逸だった。
ママの動きが魅力的。
短編はなかなかピンとがさだまってて面白かった〜。で、この長編も面白かった。
笑顔の子供たちも不気味だしママの哀しい過去もおどろおどろしさをアップさせています。
何と言っても瞬間移動のママの動きが絶妙にいい。マリオネットママは貞子とは違う恐ろしさがあるのでした。
それにしても、この出来でDVDスルーで劇場期間限定公開なんて…ホラー映画、寂しすぎます。
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