劇場公開日 2014年2月15日

「原作に忠実なのが意外だった。しかも、まとめ方がすごくうまくて、キャラクターのイメージも合っていた。」土竜の唄 潜入捜査官 REIJI Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5原作に忠実なのが意外だった。しかも、まとめ方がすごくうまくて、キャラクターのイメージも合っていた。

2015年3月28日
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宮藤、三池コンビだと、「ゼブラーマン」を思い出す。

二人ともメチャクチャやるタイプなので、特に「ゼブラーマン2」は、メチャクチャ×メチャクチャになってしまい、とんでもないことになっていた。

でもこの映画は原作物なので、さすがにそれはできなかったのか、「土竜の歌」という歌を本当に作って合唱してしまうようなギャグや、かなり遊んでいる演出以外は、多少設定は変えているけど、ほぼ原作に忠実で、メチャクチャになっておらず、ちょうどいい感じだった。

原作は読んでいますが、凄いと思ったのは、原作の21巻(ヒットマン編の前)くらいまで一気にやってしまったこと。

原作の内容が薄いということかもしれないけど、普通はそんなにいかない。

別に端折ったとか、総集編という感じもないし、よくまとまっていて感心した。

でも、原作の一番面白いところは、主人公の菊川がピンチや窮地に陥って、次はどうする?どうなる?というところなので、原作を読んでいると、映画の方の展開もわかってしまい、そこが逆に、ちょっと残念だった。

面白かったのは、原作を読んでいないとわからないかもしれないけど、キャラクターのイメージが合っているところ。

ちょっと違うと思ったのは、山田さんの月原くらいで、生田さんの菊川もよかったし、岡村さんの猫沢も、上地さんのクロケンも、堤さんのクレイジーパピヨンもよかった。

中でも、仲さんがやっていた、純奈が、イメージぴったりで、かわいいし、エロいし、よかった。

まだまだ続くようなエンディングだったけど、続編やるのであれば、また見に行くと思います。

Push6700