終戦のエンペラーのレビュー・感想・評価
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絶対もう一回みる!!!!!
面白い。
歴史の勉強にもなる。
絶対にもう一回みます。
WOWOWでみました。
私は日本史すっごく嫌いで、全然日本のこともわかんないから、こうして映画を観て学ぶべきですね。
うーーーん。
無知を脱却したい。
がんばる。
バカみたいなレビュー、おわり。
えいがえいがえいがーーーーー。
観やすく分かりやすい
戦争物の映画は比較的敬遠しがちだったが、この映画は非常に観やすく分かりやすかった。大まかな歴史さえ知ってれば楽しめるし、終戦時の風景もリアルに再現されていた。
こういう映画が海外で作られたこと自体に感動した。そして、日本人として、天皇制やGHQなどについて、興味深く楽しむことが出来た。
目線の違い
戦勝国の目線での、終戦とその後の日本の様子。
あぁ、なるほどね、という感じでした。
そのあと、いくつかのインタビューを読んで、
少し納得しました。
日本ほど、国民の太平洋戦争への意識もだいぶ薄いんだな、と。
日本の意識がどれくらいのものかもよくわからないし、
変に軽々しく言及するのもどうかとも思えるけれど、
あくまでマッカーサーがヒーローであり、中心。
天皇が英語で話す場面とか、斬新で不自然だった。
天皇が英語を話す様子を描き出すなんて。
違和感しか感じなかった。
全体的に静かな印象の映画でした。
あの映像の感じは個人的に好きなほうでした。
でも観て良かったと思います。
歴史のわき役にも力がある
大きな決断の裏舞台には、フェラー准将や関谷次官のような歴史のひのき舞台には出ない、多くの人々の知力、信念、努力があったことを再確認した。
歴史の中で多くの人は、百年後に忘れ去られる。しかし、多くの人が生きた証は、未来の世の中のどこかに受け継がれるのだと思う。
映画というよりかは
ドキュメントの要素の強い作品でした。
つまらなかったとか面白かったとかいう感想ではなくて、終戦後の日本の状態や、アメリカ兵の様々な苦悩や葛藤を現した作品でした。
日本は終戦後あんなにアメリカ人に対して偉そうだったのかと思うところはありましたが。
天皇を異常なまでに崇拝していた当時の日本をしっかり描いていたと思います。
正直な感想を書きます
近代史を勉強してるので、観に行きました。
天皇が国民を深く愛していることを垣間見るきっかけになるには、素敵な映画だと思います。
しかし、日本が侵略をした、虐殺をしたというセリフがありました。その点は0点。
日本は、戦争に負けて、GHQ染料支配の中で、日本弱体化計画(WGI)を受けて、歴史や教育を壊され、作り替えられました。その中で、南京大虐殺をはじめ、従軍慰安婦など、沢山の作り話を真実として学校で教わり、メディアで流し、日本人と世界を今だに洗脳しています。
この映画を見られた方は、YouTubeで『凛として愛』を是非観てください。日本人が目覚めるきっかけになる大変貴重な映画です。
そして、何か感じるものがあれば、一人でも多くの方に思いを伝えてください。
日本が消えるか、蘇るかは、今重大な岐路に立つ私たち次第だと確信しています。
激しく始まり、静かに終わった
史実にある程度基づいているのであろう映画。天皇に対して当時の人々がどう振る舞っていたかと戦後の荒れ果てた状況が映像化されており、知的な刺激が多かった。映画自体はドラマのように波はあるが、いわゆるハリウッド映画のような激しい展開ではなく、主人公の心の中で波が起こる、というかんじ。歴史を扱った映画が好きな方にはいいと思う。
最後に日本を守り抜いたのは誰か...
終戦のエンペラーを観てきました。連合国軍総司令官ダグラス・マッカーサーの命を受けて「天皇陛下の戦争責任の有無」を探るGHQのフェラーズ准将が行き着く結論は「誰が戦争を終わらせたのか」を知ることでした。政治家や軍部(特に陸軍)に翻弄された「日本」を昭和天皇は最後にどのように守り抜いたのか。なかなか良かったです。
余談ですが...
後から知ったのですが、プロデューサーは奈良橋陽子さんでした。たぶん多くの方には「ゴダイゴ」の楽曲を手がけた作詞家として知られているのではないでしょうか?当時、高校生だった私はよく「百万人の英語」という番組を短波放送で聴いていましたが、この番組の講師でそのときは「野村陽子」と名乗っていたと思います。小林克也さんなんかも出演されていて音楽をテーマにした英語表現なども学べる数少ない番組でした。奈良橋陽子さんの母方の祖父が「関屋貞三郎」という人物で(映画にも出てきます)開戦より少し前に宮内次官などを勤めていたことがあり奈良橋さんは幼い頃から当時の話を聞かされていたようです。今までテーマとしてタブー視されてきた「終戦時の天皇陛下」について、敢えて映画の形にして伝えたいことがあったのだと思います。そう考えると映画を観終わってもちょっと感慨深いものがありました。
洋画らしい作りになってます。
洋画らしくラブストーリーを絡めて、話が展開してゆくので
娯楽作品として見る分には申し分ないと思う。
極東裁判や昭和天皇の戦争責任についての展開は
フェラーズ准将の役割がとても大事に描かれてます。
昭和天皇が戦争責任を問われなかった事について
諸説いろいろありますが、こういう見方もあったのか
と、ちょっと感動しました。
映画は映画館で観るのがいいですね。
アメリカ視点の映画
史実に基づいているとは言え、やはりこれはエンターテイメントとして観るべき映画だろう。
「戦争の記録」として観るものとは違う気がする。あくまで娯楽映画だ。
なので劇中に織り込まれているロマンスはアリだし、必要なのだと思う。
ただあまりにも公私混同過ぎるとは思うが…。
まぁ日米両国に優しいというか緩い作品にはなっている。
本作の主題であるマッカーサーと昭和天皇の話は、生前祖父が子供だった私に「天皇陛下はマッカーサーに、自分はどうなっても良いから国民を守ってくれと仰ってくれたんだよ」と涙ながらに話してくれた内容と同じだったので、なるほど祖父が話していたのはこの事だったのかぁ…ととても興味深く、一人感動してしまいました。
尺が短いのも良かったと思う。これで2時間長観せられていたらゲンナリしていたに違いない。
重い話のはずなのに薄いというか
話の本題として、天皇の戦争責任をGHQがどう判断するかの話なのだけど、
でっかい決断をした割には、その重大さが伝わってこないというか、
最後の会談があまりにも軽く実現されているので、積み上げている感がまったく薄いのだね。
しかもこれは邦画なんではないかと思うほど、だいぶん日本寄りの視点な気がして、
背景が良くわかっていなければ、自由がなかったかどうかは裁判まで持っていってから決めればいいじゃんとか思われかねんし。
片や、ロマンスの方としては、女々しく想い人を探し回る主人公ってくだりって必要だったのかな。
(現実的にはアヤのモデルが河井道なら亡くなったのはだいぶ後の 1953年2月11日だったようですが)
まぁ、あまり硬い話ばかりで固めても、娯楽性に欠けるのでこういう構成なんだとは思うのですが、
なんだか大事な話が茶化された感じなんだなぁ。残念。
歴史サスペンス?
歴史サスペンスと銘打ち、しかもキャストも豪華。ならそれはそれは素晴らしい超大作であろうと心躍らせ入館。でも待てよ。これは…恋愛ものか!?
正直期待していた天皇の戦争責任への辛辣すぎるような言及もなく、また大物戦犯容疑者との絡みも濃厚とは言えずもやもや。どれだけキャストを本人に似せられるかを追求しただけに感じる。天皇の言葉も霞んでいた。
んー。もう一度観るかと言われたら観ないとこたえるような、淡白な、1945年という背景を用いた恋愛ドラマとしか感じれなかった。
天皇陛下に戦争責任はあるか?
アメリカの描いた映画としては日本人の感情を理解して作った作品だと思います。その為に主役の米将校があやと言う軍人の姪と恋愛することで、日本人の心情、天皇を神とする考え方を理解させていると思います。私ごとですが、私の94歳になる母は真珠湾攻撃で戦争に突入したことを電話交換手をしていてモールス信号で知ったと言う歴史の生き証人ですが、母の考えとしては会議で戦争反対をとなえた皇族もあるのに決断したから戦争責任はあるです。その時の情勢は判りませんが戦争に追い込まれていったのは確かです。でも玉音放送をのテープを盗もうとした軍人がいたことは初めてしりました。昭和天皇がマッカーサーと会った時、姿も似た俳優の人が、戦争責任は私にあると言った時は、戦争をやめる苦しい判断した天皇に涙が出てきました。アメリカとしても戦争責任を問わないことでこの国を統治していけると思ったと考えられます。
日米双方の利害関係を描いた作品
太平洋戦争終結にまつわる米国占領化政策の舞台裏を描いた名作かと。
特に、日本側の描写は、程よく演出されており米国映画とは思えない描写が素晴らしい。
この映画で描かれている日本側の様子は、歴史の授業では習わず、終戦、占領政策と天皇の人間宣言、そして主権回復という結果のみを学んだ。
しかし、親や書籍を通じて詳細を知る機会があり、ある程度の概要は認識できていたが、改めて映像化された作品を見て、史実として覚えておく必要性を感じるに至った。
ダグラス・マッカーサー元帥の描写についても同様、特段英雄視することなく1人の軍人としての責務と野心を描いているように見受けられた。
結論として、本作品は過度な演出は極力避け、事実に沿った時系列で描かれた太平洋戦争の終焉の物語であり「米国史上、唯一成功した占領下政策」と「日本の復興」の始まりの物語である。
戦争を知らない世代必見
割りと日米公平に描かれていたと思う。真実と言える内容なのか分からないところもあるか、天皇のコメントや、マッカーサーの野望などはその通りなのだろう。したたかに生きること、誠実に生きること、どちらも必要なのかもしれない。
良かったです。
トミーリー・ジョーンズがすばらしいと思いました。
登場シーンは決して多くはありませんが、強く印象に残ります。
そして、昭和天皇役の片岡孝太郎が似てて驚きました。
日米のどちらにも偏った偏見のない内容だったのではないかと思います。
必ずしも劇場の大きなスクリーンで観る必要はないかもしれませんが、観て損はないと思います。
日本人なら
一度は観るべき!!
所々引っ掛かるところもありますが、全体的に非常に良く出来ていると思います。
公開中にもう一度観に行きたいなと思いました。
まだご覧になっていない方、是非鑑賞される事をオススメします。
戦争をしない国の誕生
私は戦後生まれだが、父は海軍で母も軍人の娘。子供の頃は戦時中の話をよく聞かされた。田舎の親戚を尋ねると、どこの家でも床の間の鴨居に天皇と皇后の写真(肖像画だったかもしれない)の額が飾ってあったものだ。
物心がついた頃には米軍は撤退した後だったが、駐留軍がいた町には横文字の看板が多く残っていた。母は、女学校のとき英語が禁止されたせいで、今でもすべてのアルファベットを読むことができない。
日本だけではなく、世界がまだ自国を大きくすることに躍起となっていた時代。そのうえ燃料の流入を阻止され、自ら開戦に踏み切った日本。やむを得ない事情もあるが、戦を仕掛けたうえ残虐な行為をしたことも事実。
だからといって、日本という国にとって、誰が善で誰が悪だったなどということはできない。けれども敗戦国として、領土の没収、戦勝国から見た戦犯の処罰は受け入れなければならない。誰かが責任を取らなければ示しがつかないのだ。
そうしてアメリカから日本に送られてきたのがサングラスにコーン・パイプのマッカーサー元帥だ。
日本は他国に例がない世界で最長の君主国家だ。戦後、天皇は国民の象徴という立場になったが、その地位は世襲で受け継がれていく。
この作品は、アメリカ主導の戦後処理に於いて、日本国民の“よすが”である天皇の処遇をどうすべきか、その判断に費やされた10日間を追ったものだ。
話の上では、調査を命じられたアメリカの将校による、日本人女性との恋の回想の絡め方がやや強引だ。ただ、マッカーサーが決して日本を潰しに来たのではないという、彼の心のなかにあるものを推察するための間接的な表現と見ることもできる。
今の日本があるのは、マッカーサーの決断が大きい。戦勝国による領土没収もなく、日本は焼け野原から立ち上がり、 世界第二位(現在は三位)の国にまで成長した。そもそも敵国どうしだった日米が友好国になるなどと、だれが想像しただろうか。
マッカーサーと昭和天皇の会見では、天皇の言葉に胃がぎゅっとしめつけられた。
日本は来月15日で68年間、他国との戦争はもちろん、内戦もない。この作品が描いた日本、戦争をしない国が生まれた原点がそこにある。
第二次世界大戦以降、一度も戦争をしていない国は世界でも一桁しかない。アジアでは日本とブータンだけだ。どうか、戦争をしない国のことはそっとしておいてほしいものだ。
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