なんだかおかしな物語のレビュー・感想・評価
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【「Under・Pressure」 全ての人が鋼のメンタルを持っている訳ではない。だから”鬱病”である事を隠さずとも、生きていける社会風潮になることを望む。】
ー ザック・ガリフィアナキス出演とあったので、コメディ映画かと思いきや、自分に自信がなく、内向的な高校生クレイグが、成人精神病棟のオカシナ人々と出会い、様々な経験をする事で、精神的成長を遂げる映画だった・・。ー
◆印象的なシーン
・クレイグがボビー(ザック・ガリフィアナキス)を始めに、LSD100錠‼を飲んだ病室から出た事のないインド人、の同室のムクタダ、帽子のスミッティ、聴覚が異常に敏感なソロモン達、オカシナ人達とオカシナ交流を深めていくシーン。
・自傷癖のある、可愛らしい少女、ノエルとも徐々に親しくなり・・、
・皆で”集団療法”を受ける中、クレイグがボーカル指名を受け、ロック・スターになり切って歌った「Under・Pressure」の”脳内”ライヴシーン。
<鬱病が大変な病気である事は、産業医から聞いているし(何年も、会社に来れない同僚がいる・・。)この映画の原作を書いた方も、自死された事実もあり、軽々しい事は書けない。
が、今作のラストの様に、一人でも多くの人が、病から抜け出れることが出来る事を、祈るのみである。
自分自身も、どこに陥穽があるか分からないので、何とも言えないが・・。>
アンダープレッシャー
やっぱりザック・ガリフィナーキスの存在感抜群!主人公のギルクリスト君も良かったし、ノエル役エマ・ロバーツも可愛かった。そして音楽セラピーでの「アンダープレッシャー」(Queen & David Bowie)を熱唱するギルクリストとガリフィナーキスも最高だ。
5日間のリフレッシュ休暇と考えれば、人生を見つめ直すいい機会になると思うし、こんなステキな患者がいるのなら入院してみたいと思えるくらい。まぁ、ガリが退院してグループホームに入るっていうくだりは、働く意欲を削ぐものだけどさ・・・
「ボクの人生を変えた5日間」
親の重圧や、親しい友達にも悩みを打ち明けられず、自殺を試みようとしたけれど 出来ず、自ら病院の精神科へ行き入院をしたいと直談判をする。
そして、5日間の入院を通して自分を見つめ直し 再出発をする気持ちの良い爽やかな物語。
実際に、色々な心の病を持つ人達と関わることによって、彼自身も成長できたのだと思う。
自分をさらけ出し素直になるとこ、そして何よりも生きることの大切さを教えてくれる。
心が疲れた時に観る、処方箋的な作品。
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