ジャーニー ドント・ストップ・ビリーヴィンのレビュー・感想・評価
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2008年アーネル・ピネダのジャーニー電撃加入にまつわるドキュメン...
2008年アーネル・ピネダのジャーニー電撃加入にまつわるドキュメンタリー。ファンを驚嘆させる逸材をいかにして見つけたかがこの映画の導入部。YouTubeでジャーニーのコピーバンドの演奏を片っ端から観倒したニール・ショーンが見つけたのがマニラのバンドのライブ。アーネルの才能を信じてネットカフェからバンドの動画をコツコツとアップし続け、「ジャーニーで歌わない?」という冗談にしか見えないニールからのメールをとゴミ箱に捨てなかった友人が運命の扉をこじ開けるとそこには壮大な夢物語があった。
極貧の家庭に生まれ一家離散の末13歳で自立生活を余儀無くされ、文字通りSex, Drug, Rock'n Rollに塗れた25年のドン底生活の果てでチャンスをつかんだアーネルに襲いかかるのはスティーヴ・ペリーの後釜という想像を絶する重圧。様々な困難を乗り越えて辿り着いた先でアーネルが歌う『ドント・ストップ・ビリーヴィン』の歌詞がアーネルと愛妻チェリーの物語に重なっていることに気づいた瞬間に涙が溢れて止まりませんでした。傑作です。
ジャーニーよかった
成功の代償としていろいろあったであろうメンバーがすっかり年寄になって、丸くなっていた。新ボーカルのアーネルも謙虚でピュアな男で、全員が一丸となって今のこの成功を大切にしようという姿勢がよかった。
ボーカルにオリジナリティを求めないところが面白い。新メンバーでフィリピン人であろうと、ギャラは経費を引いたものを5人で分割するというすフェアネスの精神に魂消た。
シカゴのピーターセテラの後任が訪ねてくるところがとても面白かった。
『オー・シェリー』がすごく好きだったのだが、流れなくて残念だった。しかし、ジャーニーは音楽の喜びにあふれた素晴らしい曲ばかりだ。80年代というもっともダサい時期からサバイブしている曲だけのことはある。
スティーブペリーは元気にしているのだろうか。とても気になった。
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