「ステキな自殺と人生をご紹介します」スーサイド・ショップ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ステキな自殺と人生をご紹介します
自殺相次ぐ街で、自殺用品専門店を営み繁盛する一家に、ポジティブな男の子が産まれ…。
フランスの名匠パトリス・ルコント初のアニメーション。
ハリウッドや日本とは違う独特の味わいのフレンチ・アニメーション。
人の死が飯の糧というブラック・ユーモア。
ミュージカル・テイストもユニーク。
産まれたポジティブな息子に家族は困惑するが、次第に周囲に影響を与える…。
死がテーマだが、根底にあるのは生への希望。
そのメッセージ性もいい。
ただ、お姉ちゃんのヌード。
見てはいけないものを見てしまった…。
お父さんの名前“ミシマ”や自殺用品の一つ“刀”、オススメの自殺の仕方“ハラキリ”、おそらくアメリカやフランスがモデルだが街の様子がちょっと日本をも彷彿させる。
日本も自殺大国だし…。
コメントする