じんじんのレビュー・感想・評価
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看護師の資格を取ったら、司書教諭も並行して資格取得をお勧めする。
やっている事は、50作続いたあの映画と同じなんだけど、結論がすごく良かった。
僕が尊敬する司書から聞く話では、読み聞かせは感情を込めない方が子供達は聞いてくれるそうだ。声色を変えたり演技すると、子どもたちの想像力を削ぐそうだ。その点もこの映画では分かっているようで、Bさん以外、特徴のある俳優じゃないのが、良いと思った。
情けないのは、読み聞かせをしたいのなら、小学校の教諭若しくは司書教諭の資格がベストだと思う。
大学によっては通信教育でも、取得可能なので敷居は低い。但し、賃金が大変に安い。だから、生活が苦しいかもしれないが、看護師よりもブラックな体質は今の所無い。だから、看護師の資格を取ったら、司書教諭も並行して資格取得をお勧めする。
日本では、子供が少なくなるから、需要が減ると思もわれるだろうが、何も日本に居なくても良いのだから、前述の資格に英語の力をつければ、世界の子供が腹を好かせて待ってくれているかもしれない♥
追記 大学なんてどこの大学じゃない。何学部だと思う。経済、法律、文学、社会、芸術、文化系だけでもまだまだ、沢山ある。
おいらは「火種さん」って言ってんだけどさ。
映画「じんじん」(山田大樹監督)から。
今や、北海道上川郡剣淵町は「絵本の里」として知られているが、
それは、1989年(平成元年8月)に、
世界各国から絵本の原画を集めた国際絵本原画展を開催したことに
端を発している。
私の関心は、それを仕掛けた人だが、約30年前に、
絵本でまちづくりをすることを考えた人は、最後まで登場しない。
作品では、修学旅行(農村体験)で訪れた高校生らが、
歳を重ねたおじさんたちが一所懸命に、子供たちに読み聞かせする
一風変わった風景を目にして、こう訊ねる。
「おじさんたちが運動したんですか?」(絵本でまちづくりをしようと)
読み聞かせの中心人物、佐藤B作さん演じる「高峰庄太」が、
こう言い返す。「火つけたのは別にいるんだけどな」と前置き話して
「おいらは『火種さん』って言ってんだけどさ」。
このフレーズが妙に気になり、メモをした。
映画というより、まちづくりのヒントをいただいた講演会のようだった。
P.S.
絵本「もったいないばあさん」で有名な絵本作家・真珠まりこさんも、
審査員として、映画に出演していて嬉しかったなぁ。
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