言の葉の庭のレビュー・感想・評価
全245件中、121~140件目を表示
こんなラストもありかも
まず映像が綺麗で見てて癒されます。
内容としては
すっきりしないラストだな⋯なんて思ってましたが、エンドロールの後のラストを見て「こんな終わり方もいいかも」と思えました。見終わった後、何だかピュアな気持ちになれました。
美しさ
19本目。映像が綺麗。
映像美が凄い。新宿御苑に行きたくなります。 ストーリーは、2人は雨...
日常に潜む奇跡の断片
この映画は前作の星を追う子どもとはうってかわって、現代の日本、東京の新宿が舞台。
梅雨の時期の憂鬱を恋(孤悲)の始まりに結びつけた。雨の日、奇跡的に二人は出会う。
この作品は高校生男子の年上女性への憧れと、思春期ならではの自分に降りかかる問題への向き合い方を描いている。
そして主人公を高校生男子にして相手役を10歳ほど上の女性にすることによって、男性のフェチズムを刺激する作品になっている。
更に主人公男子を靴職人志望にすることによってヒロインの足を触るシーンが出てくるが、これも他の作品ではあまり見ない上手な設定を使ってフェチズムを刺激しているなぁと感じた。別に自分は脚フェチではないけど。
相手役のヒロインもいくつかの問題を抱えていて主人公と出会うことによって今までの考え方を見直すことになる。
作品では約2ヵ月程の時を50分弱に凝縮しているが、雨のシーンや落ち着いたBGMで観ていてリラックスできる。
これを観れば新宿御苑行ってみたいと思うこと間違いなし!
実物のこの休憩所見たら思ったより小さかったのは内緒。
秦基博のrainもこの映画にマッチしていて良かった。
背景は相変わらず綺麗。
湧き上がってくる感動の暴力
夜、眠る前、朝、目を開く瞬間、気付けば雨を祈ってる
映画「言の葉の庭」(新海誠監督)から。
久しぶりに、私のお気に入りのツボを刺激したアニメ作品。
「ラブストーリー、足フェチ、水と緑がお気に入り」の私には、
これ以上の作品は、これからも出てこないかもしれない・・と、
1人で、何回も何回も観直した。(46分という長さもGood)
さらに「万葉集」(短歌)という短い言葉で、自分の想いを伝える、
そんな展開に、ますますのめり込んだのかもしれない。
ストーリーは単純に見えるけれど、メモした台詞を眺めると、
あまり多くのモノを詰め込まず、一つひとつの台詞が、
とても丁寧に語られ、静かであるが印象に残るシーンが多かった。
「雨の日だけの逢瀬を重ねて心を通わせていく主人公ふたり」が
共通している想いは、この台詞に込められている。
「夜、眠る前、朝、目を開く瞬間、気付けば雨を祈ってる」
そんなにきっちり守らなくてもいいのに・・と感じながらも、
だからこそ、会えない時間が、切なさを増長させる。
空から眺めた新宿御苑の緑の中を紅白の傘が近づいていく描写や、
雨が降ることで立ち上る土煙や、雨上がりの虹などの描写に、
映像では感じるはずのない、匂いや気温なども感じることができた。
彼女の足にそっと触れ、ゆっくりゆっくり採寸するシーンなどは、
アニメと知りつつ、ドキドキしてしまった。
静かさや緑、雨といった、作品全体を包み込んでいるトーンが、
私を心地よくさせてくれたに違いない。
46分の時間があれば、何度でも観たくなる作品である。
映像美に尽きる
雨の描写が美しい
映像美!
雨の後はいつも晴れ
背景がとにかく綺麗でそこからこの世界観に引き込まれていきました!
人生の淵からもう一度立ち上がろうとしている1人の女性と
夢に向かってがむしゃらに真っ直ぐ進み続ける1人の学生
お互いが出会う日はいつも雨
雨があるから美しい虹が見れて
晴れの日をありがたいと思える、
そんな情景描写ともとれる雨がいい味を出していると思いました。
彼らの葛藤や苦難、その先に待つ希望の未来が
雨に暗示されているように感じられてなりません。
作り上げた靴をあの場所に置きに来た学生の姿。その素直な学生によって、救われた1人の教師が故郷で再び教鞭をとる姿。
2人ともが一歩踏み出せたその姿に
心が温まる、とてもいい作品でした。
ここまで出来るなんて
全245件中、121~140件目を表示