「何回目の鑑賞だろう」言の葉の庭 tkさんの映画レビュー(感想・評価)
何回目の鑑賞だろう
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もう何回観たかわからないくらいみてます
ハマってます
そして見る度に新たな発見
ひとつひとつのシーンの間に
気づけます
正直1度の鑑賞じゃ
なんとなくよかったなあくらいしか
おもってませんでした。
でも見れば見るほど魅せられます。
それは主人公2人の
心理描写がほんと凄く、繊細に
描かれてるからかもしれません
ゆきの先生の孤独や悲哀なんかはとくに
繊細に描かれていて
部屋の散らかり
ボロボロに割れたファンデーション
どこかぼさっとした髪型
こういうところから
ゆきの先生がどれだけ
落ちてるかわかる気がします。
ただゆきの先生は最後部屋から
走りでるシーンは裸足でかけていきます
そこに注目させるかのようなコマ割りもしてます
きっとゆきの先生が歩くのに必要だったのは
靴ではなくたかおくんのような
純粋な気持ちで受け入れてくれる存在だったんでしょう
新海さんはいつも最後にちょこっとこういうシーンを描いてくるからすごいです。
あと秒速5センチメートルは距離と時間という壁で
言の葉の庭では年齢差という距離を描いてるようなきがしました!
近いのにすぐそばなのに
遠く感じる、、、といったものを感じました。
この作品をみてから雨が好きになりました
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