「色々あって、家族」40歳からの家族ケーカク 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
色々あって、家族
共に40代を迎えたピートとデビーの夫妻は倦怠期。二人の娘ともギクシャク、仕事でも問題発生。そんな時、3人目の子供を妊娠して…。
「無ケーカクの命中男 ノックトアップ」に登場したヒロインの姉夫婦に焦点を当てたスピンオフで、監督もジャド・アパトーが続投。
「~ノックトアップ」は面白かったという“印象”は残っているのだが、ほとんど忘却の彼方へ…。
なので、単純に一本の作品として鑑賞。
要は、40代の家族の不和や様々な問題をシニカルに描いたホーム・コメディ。
アパトー印の下ネタ要素も勿論。
長年家族やってると、どうしても嫌な事ばかり蓄積されていくんだなぁ…という事を改めて思い知らされる。
かく言う我が家族も他人事じゃない。
アットホームな家族ってファンタジー。
面倒かもしれないけど、それでも他人と交換なんか出来やしない。
色々何だかんだあって、やっぱり家族。
デビー役のレスリー・マンが年齢以上に魅力的。
ただのコメディエンヌにしておくのは勿体無い!
ワンアイデアでここまで描けるのは見事。
だけど…、長い! 130分超えって…。
つまらなくはないけど、ちょっと飽きてしまう。
(それこそ倦怠期のような気だるさ!?)
コメントする