「【”詐病、そして綿密に計画された復讐。”抗精神薬の副作用は如何に彼女をコントロールしたのか、しなかったのか・・。】」サイド・エフェクト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”詐病、そして綿密に計画された復讐。”抗精神薬の副作用は如何に彼女をコントロールしたのか、しなかったのか・・。】
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■精神科医・バンクス(ジュード・ロウ)は、うつ病を再発させたエミリー(ルーニー・マーラ)に新薬アブリクサを処方した。
だが彼女は薬の副作用で【夢遊病】になり、さらに彼女を鬱にした事件を起こした夫マーティン(チャニング・テイタム)を刺し殺してしまう。
主治医の責任を問われたバンクスは独自の調査に乗り出す。
そして自分を陥れようとする影の存在を感じ始める。
◆感想<Caution!思いっきり、内容に触れています。>
・一見、被害者であるように見えるエミリーを演じた若きルーニー・マーラの演技が、怖い怖い。
■キャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じたヴィクトリア・シーバート博士の密かな愉しみと企み。
ー この年齢のキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、余り観たことが無い為、途中まで気付かなかったが、成程ね。
若く美しいエミリーとシーバート博士はそういう関係だったんだね。怖い、怖い。-
<自分を鬱にした夫を巧妙な手口で、亡きものにしたエミリーは相当な知能犯である。それを、ギリギリ見破り彼女を再び施設に連れ戻したジュード・ロウ演じる精神科医・バンクスの執念の捜査と、ラスト、エミリーに対し、危険な薬を次々に勧めて追い詰めるシーンはナカナカでありました。
医療系、サスペンス・ミステリーという新ジャンルをスティーヴン・ソダーバーグ監督が開拓した作品である。>
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