「影武者の思い」影武者 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
影武者の思い
戦国時代、
長年武田信玄の影武者をしていた弟の信廉が、
新しい影武者を見つけ連れて来た。
その男は、逆さ磔にされるくらい重い罪を犯していた。
そんな男と信玄は訝しげに見るが。
野田城に出向いた信玄が亡くなったという噂が流れた。
聞いた家康や信長の反応は。
二人とも信玄が亡くなって欲しいと願う。
謙信は拝む。
噂は本当か野田城で検証する信長たち。
銃で撃たれたらしい。
武田家家臣たちは、
信玄の遺言の亡くなっても3年は味方にも敵にも隠すことを守ろうとする。
その為に影武者が是非とも必要だった。
戦の様子を覗きに来た信長の間者たちは、
影武者を見て信玄が生きていると思い込む。
だけど、面頬というのつけてほぼ👀しか見えないし😅
影武者の男自身は嫌がり何か金目の物を盗んで早々に
退散しようと考えていろいろ漁っていた。
偶然、割っていた甕に信玄の遺骸を見つけ腰を抜かす。
そこへあの家臣たちが来て影武者をしないと殺すぞ、と
言ってはどうにかしてとどまらせようとする。
が、諦め自由にしろと言い放つ。
諏訪湖に信玄の遺骸が入った甕を沈ませるところを
またもや信長の間者が見て、
これはやはり信玄の遺骸だ、信玄は死んだ、と判断。
それを見聞きした影武者が、
慌てて家臣たちの元に行きバレたことを話し、
自ら影武者を志願する。
先回りして酒を諏訪湖に奉納した旨を記した御触書を
立ててごまかす。
奉納の能の舞に元気な姿を見せる信玄。
間者たちは騙された。
孫の竹丸君は見破ったか。
身の回りの世話係や小姓たちと対面。
影武者は夢を見てうなされた。
三途の川か地獄か。
信長たちは信玄の生死についてヤキモキしていた。
家康と相談して信玄が放り出した父親信虎を向かわせよう、と。
信虎と南蛮の医者が来ても見抜けなかった。
苛立つ勝頼が勝手に挙兵したことを知り
信玄が生きていると見せかける為に応援の兵を。
戦だが、真っ暗で鉄砲の音は聞こえるが何をしているか?
影武者を助ける為に死んだ兵士たち。
この兵士たちの為にもお前も磔になった騎兵で動け、
と家臣にハッパかけられる。
本多平八の活躍も凄かったらしい。
信長家康対面。信玄に死んで欲しいと願う二人。
愛馬が言うこときかないことからバレてしまい、
直ぐ追い出され家臣たちから心付け貰うが、
傘も貰えず出て来た家来たちから石をぶつけられる有様。
天正三年仮葬儀。見守る影武者。
信玄が三年前に亡くなっていたと知り、喜ぶ家康、
喜び舞を舞う信長。
長篠の戦い、
動くな、甲斐を固めよという信玄の意に反して
勝頼は戦続行挙兵するが?
風、林、火、‥‥、山は‥‥?
西洋の鎧兜の信長。
鉄砲でまず馬を狙い撃つ作戦。🐎可哀想。
🐎があんなに寝転んで大丈夫?
初めからわかる筈。ら
鉄砲で撃って来る方へ向かって行くのだから。
兵士の数も違うし。
様子を見ていた影武者、一人槍持って突っ込んで行き、
撃たれて死ぬ。
沈んでいる旗。
大罪人であったが、三年ほど甲斐の国の大将として過ごして来た
からか、甲斐の国を思い身を投げ出したのだろうか。