「後半からの失速に残念」謝罪の王様 りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
後半からの失速に残念
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テレビ放送で鑑賞。放送時間2時間なのに映画は128分。かなりカットされたようです。話題のエンディングも観たかったな。残念。
伏線を回収するストーリーは、カットされた部分があるとどうしてももやもやが出てしまう。
なので、一編一編がややあっさり終わった印象がありました。ノーカットで観たかった…。
短編集なのでテンポがよくて観やすく、それが伏線となって繋がっていくのが驚きでおもしろさが倍増してるのは見事。
岡田将生の短編が一番身近だしおもしろかった。ちょっと使えそうな感じが最高でした!
芸能人夫妻の話もよかったですが、ラストは私なら動画隠し撮りしてネットにあげるかなと。そしたら夫妻の落ちた株も爆上がりすると思いますし、謝罪社ならではの手法という感じもあるし…と考えたり、この問題がラスト収束したのかしてないのかよく分からない感じが残念。
終盤の国王への謝罪はいかにも映画らしいけど、ちょっと逸脱過ぎて笑えなかったです。
国際問題に発展していくのですが、こちらが悪い?という感じでふに落ちず、一方的に悪者にされることにやや嫌悪感がありました。
謝罪言葉「わき毛〜」は小学生男子が喜びそうなネタで、ひねりが欲しかったです。せめて、英語なのにこういう意味の日本語に聞こえる…みたいな。
変な言葉を役者にやらせて笑いを取るのは単純過ぎておもしろくなかったです。
これがラストなんて残念過ぎる。謝罪の王様らしくトンチをきかせて欲しかった!
でも、まあおもしろいと思ったので☆3です。
でも、ノーカット版を観たいとまでは残念ながら思いませんでした。
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