劇場公開日 2012年11月17日

巨神兵東京に現わる 劇場版のレビュー・感想・評価

全16件を表示

3.5破壊のかぎり・・・

2024年7月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

短編の作品ですから大した中身もない。
ただ、巨神兵が暴れるシーンを撮りたかった。それだけだと思いますし、それで充分だと自分は思いました。

昔ながらのチープなミニチュア破壊映像ですが、いや~、面白かった。CG全盛の時代でかえって新鮮ですよね。(って、もしCGだったらごめんなさい。自分は、ミニチュアだと思ってたんで)

それよりもオープニングでいきなりトトロが出てきたのにビックリ! これって、ジブリの作品だったんだ!まあ、確かに巨神兵は宮崎作品のキャラクターだった・・・。

大の大人が趣味に走って遊んだ映像・・・。大いに結構じゃないですか!見る方もどうせなら楽しみましょうよ。なんにも考える必要はないでしょう。 聖書みたいなナレーションがついてますが、あくまで後付けじゃないでしょうか。特撮ありきの一本でした。

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ratien

2.5というネタ

2023年10月17日
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鑑賞方法:映画館

オマケとしては楽しかった。

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なお

4.0日本の特撮をつないでくれた貴重な一本

2022年10月8日
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思わぬところで、観ることができた。
とある展示会イベントとしての樋口監督のトークショー。その冒頭で、10分フルではなく、5分の短縮版だったが、嬉しかったなあ。樋口監督は「短くしたんだね。やるせないシーンは、今日の華やかな場には合わないからみんな切ったってわけかな?」と言ってたので、やるせないシーンを含む10分全てを観たい気持ちに変わりはありません。でも半分だけでも観られて、ホントに嬉しい!

トトロマークに始まり、東京の空、低い位置に浮かぶ巨神兵の姿から、その映画は始まった。

「創造主ばかりが神ではない。大きな災厄が空から降りてきて・・。それが災厄だと人間にはわかる。命を奪おうとする災厄に対し、ひざを折り、助けを乞うのだ」 庵野監督の創作に垣間見られるキリスト教的というかハルマゲドン的な感覚。
今回の目玉は、やはり巨神兵の吐くビームによって、瞬時に火の海と化す東京。それはまさにシンゴジラの放射能を彷彿させるレーザー上の光。
そうか。冒頭のトトロをみて、「そうか。これって、ジブリ作品なんだ」 と実感。

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CB

5.0本作は「シン・ゴジラ」のいわば導火線だったのです

2022年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

もともとは東京都現代美術館で2012年に開催された「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」展の展示品のひとつして公開されたものです

その展覧会の館長を務めた庵野秀明さんの企画
監督は樋口真嗣さん

もちろん「風の谷のナウシカ」のスピンオフ作品です
巨神兵の原画を描いたのは若き日の庵野監督であるのは有名な話です

同年11月の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と同時公開もなされ、そのDVDの特典映像として手軽に現在も鑑賞可能です

 庵野秀明監督の商業実写映画への挑戦はこうなります

1998年 ラブ&ポップ デジタル撮影
2000年 式日 フィルム撮影
2004年 キューティーハニー アニメと実写の融合

アニメと実写の違い
頭のなかで浮かぶ構図をそのまま原画にしてそれを動かして絵に演技をさせること、それと実写では何がどう異なるのか
まずデジタル撮影にいち早く取り組み、 次にフィルム撮影をしてみる
一体何が異なるのか、単なる記録媒体の違いではない、成果物としての映像にどのような差異が生まれるのかを確かめたのだと思います

それを咀嚼した上で、合成などの特殊効果との融合の方法論を実写で確かめようとしたのが「キューティーハニー」では無かったかと思います
つまり庵野監督が本格的に実写に向かう為の一連のスタディーだったのだと思うのです

そして2012年の本作
この2012年という年に注目したいと思います

確かに展覧会のための展示作品では有りますが、これは映画関係者に向けたショーケース作品だったのだと思います

アニメと同様のクォリティーで実写の映像作品を撮れる方法論の準備は出来た
いつでも本格的な実写作品のオファーを受けられる
例えば本作のようなものを自分に長編実写映画で撮らせてみたいとは思いませんか?

そう言う庵野秀明監督からのメッセージだったように思います

2012年9月には、2014年公開のギャレス・エドワーズ監督のゴジラの製作発表が正式に行われたのです

本作は2012年7月に展覧会で公開されました

本作はギャレス・ゴジラの製作発表に2ヵ月先行しています
しかしハリウッドゴジラ第2弾の企画が進行中の噂はだいぶ前から流れていて秋にも正式発表があるとみられていたのです

ハリウッドゴジラもいいけど、一度自分にやらせてみませんか?

そのような東宝に向けてのラブメッセージだったのでは無いでしょうか?

東宝としても、エメリッヒ・ゴジラのトラウマの前例があります
2014年公開予定のギャレス・ゴジラが上手くいくのか一抹の不安があったはずです
リカバーできる策は考えておく必要があったのだと思います

そして2014年、ギャレス・ゴジラの公開を迎えたのです
予想以上の良い出来映えで興行も大成功でした
ゴジラはいまや世界的な金のなる木のコンテンツとして蘇ったのです
ハリウッドでのシリーズ化の話もでて、モンスターバースに発展していきます

日本国内でもゴジラの新作の製作をとの声がでるのは当然です

では誰に撮らせるのか?

もちろんそのとき誰の頭にも本作の映像が浮かんだと思います

庵野秀明と樋口真嗣のコンビしかいない!

本作は、「シン・ゴジラ」のいわば導火線だったのです

蛇足
2021年秋から「庵野秀明展」が、全国各地を巡回して開催中です
東京展、大阪展は既に終わり、2022年8月現在は山口県立美術館で開催中です
庵野監督の生地の宇部市には1時間強のところです
まだ未見の方は是非行かれることをお勧め致します
9月23日からは新潟で開催されるそうです

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あき240

4.510分のショートムービーとしては上出来

2022年5月25日
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鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

YouTubeで鑑賞
ナレーター林原めぐみ
巨神兵が東京をただただ破壊するだけの話

監督は『ローレライ』『日本沈没(2006)』『隠し砦の三悪人(2008)』『のぼうの城』『進撃の巨人』二部作『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣
脚本は『トップをねらえ!』『式日』『キューティーハニー(2004)』『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の庵野秀明

現実的な東京の街並みに非現実的な巨神兵
マグリット的なシュールレアリズム
街を破壊するのに巨大ロボットが必要とは思えない
しかも数人集まって槍みたいなものを持ってみんなで歩いてどこへ行く
宮崎駿のあの世界だからマッチするのであってハッキリ言って馬鹿馬鹿しい
ロシア軍に攻撃され破壊されるウクライナのリアルなニュース映像には到底勝てない
だけど10分の娯楽作品としては悪くない
こんな作品を楽しめる大人で良かった

あと避難もせずに巨神兵をケータイで撮影する民衆がリアルで間抜けだった
破壊活動が始まってからの人間たちが描かれなかったのは物足りない気がした

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野川新栄

2022年3月5日
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寝られる

無駄な時間。つまらなかった。
監督が怪獣のおもちゃで遊んどるだけのチープな映像をナレーションと音楽でそれっぽくしただけの動画。

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絵

3.5失われつつある文化、「特撮」を後世に伝えるための意義ある一作。そして『風の谷のナウシカ』へ…。

2021年1月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

興奮

宮崎駿の作品、『風の谷のナウシカ』に登場するキャラクター、「巨神兵」にフィーチャーした短編特撮映画。
現代の東京に襲来した巨神兵の恐怖が描かれる。

製作/脚本は『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの監督や『さくらん』への出演で知られる、日本を代表するアニメ監督の庵野秀明。
『風の谷のナウシカ』の宮崎駿が"巨神兵"としてクレジットされている。…どんなクレジットだよっ💦

『風の谷のナウシカ』で巨神兵の作画を担当した庵野秀明が、今度は特撮映画の中で巨神兵を蘇えらせた。
庵野秀明を信頼しているからこそ、宮崎駿も自分のキャラクターを使った映画の制作を許したのだろう。庵野以外なら絶対許可しなかっただろうなぁ。

とにかく巨神兵が怖い!林原めぐみのダウナーなナレーションと相まって、マジで怖い…😱
巨神兵の恐怖をうまく表現出来ているだけで、もうこの映画は大成功!

CG技術の発達により、昭和から続く伝統文化「特撮」の命は風前の灯。
そんな文化を後世に残すべく立ち上がったのが、庵野秀明や監督の樋口真嗣たち。
メイキングをチラッと見たが、本当に気の遠くなるようなミニチュア撮影は、好きだからこそ成せる技だなぁと思いました。
でも、こういう作品によって文化や芸能を後の世代に託そうとする行為は本当に有意義だと思う。誰も作らなくなったら永遠にその技術は消えてなくなっちゃうんだもん。
その心意気や良し!

『風の谷のナウシカ』で語られた終末の日、「火の七日間」。それが如何にしてやって来たが描かれた、ある意味で『風の谷のナウシカ』のプリクエル。
『シン・ゴジラ』の雛形でもあるので、そういう意味でも鑑賞する価値あり。

10分程の短編だが見応えたっぷり。自分が生きている間は、巨神兵の襲来は御免被る。

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たなかなかなか

1.0下手にCGは使わないほうがいいんじゃない?

2020年12月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

日本の特撮技術の継承ということで作られたらしい本作。DVDで見てたから予告だと思ってたよ。
良いところを挙げると特撮技術ですね。昔ながらのミニチュアを使った撮影はまぁ面白いと思います。
でもそれなのにあまり出来のよくないCGが加わるのでCGが余計浮くんですよね。なんなら特撮だけでも良かったんじゃないかと思います。
それと林原めぐみさんがナレーションを担当されており、演技は上手いはずなのですが今回のはあまり上手くないです。声に抑揚がないからじゃないでしょうか。
セリフはずっとナレーションなんですが正直あまり好みじゃありませんでした。なんか聞いてて疲れましたね。このセリフを考えた方は小説家らしいのでとりあえず読んでみようと思います。他の作品がどうかは分かりませんしね。
とりあえずエヴァの前に見る肩慣らしには良いんじゃないでしょうか。

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赤だるま

2.0現在の特撮

2020年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

エヴァンゲリオンQを観ようとしたら「スタジオジブリ制作」の文字。
えっ?って戸惑いながらも本編が始まり短編映画か。と合点した。

正直林原めぐみさんが言ってることに何の意味があるのか?とかこの巨神兵何?設定については???だけどあくまで今の日本の技術を知る映画として観た。
CGは一切なく、全て特撮。東京という街に巨神兵が浮いてるのが気になったが、街並みについては申し分が無い出来栄え。
また街を壊していく時も効果音やカメラワーク、視覚効果など迫力があって良かった。

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Pegasus

3.5完全にエヴァQと思って鑑賞。 んっ、エヴァってジブリやったっけ? ...

2017年9月3日
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鑑賞方法:TV地上波

完全にエヴァQと思って鑑賞。
んっ、エヴァってジブリやったっけ?
おっ、実写やん、さすがエヴァ、斬新な出だしやん。
とか、勘違いしまくりながら見ました。突如「終」の文字で???アホな私が気付いたのはエヴァQ鑑賞後、ネット解説でなのでした。
それにしても全く救いのない人類滅亡ストーリー。おいっ!ジブリがこんなん作ってええんか!
七日あるから逃げろって言ってるが、画面の説明によれば一日目に死んどるがな!この矛盾どうしてくれる(笑)
迫力の映像、おそろしい巨神の造形で楽しめます。全く動かぬ人間たちは何を意味するのか?気になる。

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はむひろみ

3.5劇場で見てこその10分か

2017年7月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

巨神兵と現代の東京がマッチしない

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消されるので公開しない

1.020点

2015年12月6日
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鑑賞方法:TV地上波

怖い

映画評価:20点

特撮系

途中出てくる人間たちの作り物感が気になってしまいました

巨神兵のイメージも何だか違く感じてしまった

この作品はエヴァンゲリヲンQと同時放送だったのですが、もし万が一エヴァンゲリヲンも実写化するなら、更にクオリティーを上げてもらいたいと思いますね

【2015.12.6鑑賞】

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まぁと@名作探検家

3.5CG臭を完全に無くす事には成功していない

2014年9月19日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

日本の特撮技術の継承というコンセプトもあったようなので、辛口になってしまうのだけど、CG臭をもっと無くして欲しかった。
日本の特撮に期待するのはCG臭のなさではないかと思うので、監督の次回作である進撃の巨人も頑張って欲しい。

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佐ぶ

4.0メイキングもぜひ・・・

2012年12月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

 特撮博物館の小スクリーンで見て「おおっ!」と興奮し、後はDVDが出るのを待つしかないと思っていたので、「エヴァンゲリヲン:Q」の併映(おまけ)として大スクリーンで観られたのは、嬉しいサプライズだった。
 スタッフが「実写」と「ミニチュア」にこだわった作品だが、劇場公開に当って多少CGによる調整が入るのはやむを得ないのだろう。
 DVDを出すときは特撮博物館で上映した「原作版」はもちろん、「特撮」への情熱に満ちた「メイキング」も収録して欲しいものだ(巨神兵の歩行シーンの撮影方法は必見です)。

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tochiro

3.5いいね!

2012年11月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

巨神兵ちょっと過ぎすぎじゃないか?

でもあんだけおっきくなきゃ世界を7日間で壊せないか。

ナウシカの何年前の話しになるかわかりませんが、ジブリでアニメでやって欲しいですね。

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おにっち弐号

4.0これを機に特撮も・・・

2012年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

「ヱヴァンゲリオン 新劇場版:Q」と同時上映される短編特撮映画です。

私は小さいころ怪獣映画「ゴジラ」が大好きで特撮映画にはとても馴染みのあるものでした。なので今回の特撮映画の復活は結構うれしくも懐かしいです。といっても十分程度と短編映画なのですが。

特撮のクオリティーはなかなかのものです。多少はミニチュア感があるのは仕方ないのですが、CGに負けじと破壊の生々しさを出せていたと思います。

最近は表現の幅が広いCGが多発しこういった特撮映画が極端に減少していく中に今作が作られるのはちょっとしたベンチャー精神を感じました。今作を機に「ゴジラ」や「ガメラ」のような特撮映画が増えてきたらなと思ってみたり・・・。

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ソロモン