劇場公開日 2012年11月17日

「10分のショートムービーとしては上出来」巨神兵東京に現わる 劇場版 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.510分のショートムービーとしては上出来

2022年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

YouTubeで鑑賞
ナレーター林原めぐみ
巨神兵が東京をただただ破壊するだけの話

監督は『ローレライ』『日本沈没(2006)』『隠し砦の三悪人(2008)』『のぼうの城』『進撃の巨人』二部作『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣
脚本は『トップをねらえ!』『式日』『キューティーハニー(2004)』『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の庵野秀明

現実的な東京の街並みに非現実的な巨神兵
マグリット的なシュールレアリズム
街を破壊するのに巨大ロボットが必要とは思えない
しかも数人集まって槍みたいなものを持ってみんなで歩いてどこへ行く
宮崎駿のあの世界だからマッチするのであってハッキリ言って馬鹿馬鹿しい
ロシア軍に攻撃され破壊されるウクライナのリアルなニュース映像には到底勝てない
だけど10分の娯楽作品としては悪くない
こんな作品を楽しめる大人で良かった

あと避難もせずに巨神兵をケータイで撮影する民衆がリアルで間抜けだった
破壊活動が始まってからの人間たちが描かれなかったのは物足りない気がした

野川新栄