キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャーのレビュー・感想・評価
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最終決戦にあの衣装を着る心意気に感動せよ
オープニング。
一人の男が、明らかに他と違うスピードのランニングで、次々に追い抜いていく。「左から失礼」
この時点でこの男、キャプテンの身体能力、人柄を簡潔に表している。
続編のオープニングとして、満点。
ざっくりなことはまあ、他のレビュアーさんに任せて、他のことを。
オープニングで走るキャプテンは、その後も、全編走る。特に走る、という意味では、バイクなのだが、シールドの仲間からいきなりエレベータで襲撃されるシーンから、ビルからの脱出、戦闘機の追ってから逃げるシーンが圧巻。シーン最後のキャップのカット最高!
ブラック・ウィドウはヒット&ラン、不意打ちを随所に見せる。特に高速道路下のウィンター・ソルジャーへのヒット&ランは感動的。ランの後ろ姿のくびれがさらにそのカッコよさに拍車をかける。
その戦い方はしたたかではあるが、実は彼女の境遇やキャップとの会話同様、真正面から向き合うことが苦手であることも表している。
フューリー、というか、サミュエル・L・ジャクソンは今回も演説熱弁中にいきなり背後から襲われる。(俺が知る限りサメを含め4回目)
ロバート・レッドフォードはどんなにジジイになっても、役者としては、風格もないし、大根。ジャクソンとの2ショットはこっちが心配になった。
キャプテンは、ここぞ、というときに待ってましたの、コスプレ。
そうね、確かにダサいね。だけど、最終決戦でアレを美術館から持ち出して着るってところがいいんだよ。あの展開だから、
「よっ!待ってました、コスプレ!」
って拍手を送れるんだよな。
ヒーローもの、というか、政治アクションものとして、007的な雰囲気もあり、「ヒート」のような銃撃戦もあり、ぐっとくるとことで、コスプレ、こりゃ面白いはずだ。
疑心暗鬼の中でストーリーが進んでいくのでハラハラ
疑心暗鬼の中でストーリーが進んでいくのでハラハラした。バッキーのキレキレアクションがカッコいい。マスクの中身が彼だとは思わず驚いた。
サムの吹き替え(溝端淳平)が吹き替えが下手で萎えた。米倉涼子と同じくらい棒読みだし声が軽い感じがする。
前作を上回る面白さ!!
インサイト計画編
フューリーが作っていた戦闘戦艦がもともとは世界に危険をもたらす犯罪者を殺す兵器
だったのだがヒドラに敵対する人物を殺す兵器であったのが判明する
アメリカの組織シールズが前作出てたヒドラという組織に乗っ取られていて
シールズ(ヒドラ)によってキャプテンアメリカが標的にされてしまう
スティーブ以外のメンバーにも注目!
MARVEL・MCU作品9作目
「キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー(Captain America: The Winter Soldier)2014」を観ました。
スティーブとペギーが再会できたのは良かったです。
ペギー、存命していたなんて!!
スミソニアン博物館の1953年のインタビューでは
彼女自身が結婚していた事を言っていましたが
枕元に飾ってある写真から、ペギーには子供もいたんですね。
そして!そして!!バッキーが生きていたなんて!!
「ザ・ファースト・アベンジャー」で最初にバッキーが出てきた時、
彼はスティーブと長い付き合いになるのかな、とチェックしていました。
列車から落ちて行方不明になってしまった時は、
えっ!?もう退場?と思ってしまいましたが
彼の再登場に大喜び!
バッキーは少し影があるところがクールでいいですよね!
それは記憶が戻っていないからなのでしょうか。
そして、サム/ファルコンの背中の翼がカッコイイです!
「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」では
サムが3代目キャプテン・アメリカになっています。
ん?2代目キャプテン・アメリカって誰??
今後もマーベル作品を観ていけば、やがて分かるでしょう、多分。
今作はスティーブ/キャプテン・アメリカだけに焦点を当てず
サム/ファルコン
バッキー/ウィンター・ソルジャー
ナターシャ/ブラック・ウィドウ
彼らのそれぞれのストーリーがあり、面白かったです
キャプテンアメリカ2
現代で活躍するキャプテンアメリカ。味方シールズの内部に生き残っていたヒドラが暗躍してた。
死んだはずの親友のバッキーが敵に洗脳されてる。
バッキーどうなる!?
改造人間たちの戦い
前作で、改造手術みたいな形になっていた友人がいたので、友人が敵になるかと思いきや、そうではない展開だったので違ったかなと思ってたけど、本作でその伏線が回収された。
なんか仮面ライダーみたいだなぁ、と思いました。改造人間で、友人が敵なのはブラックもそうだったような。
敵は因縁がある方がよいしね。前作は自分自身と同じ境遇の相反する人間。そして今作は親友。
バッキーかっこいい
2016年9月7日
前作と変わらずアクションが良い!今作はバッキーが敵に!ナターシャとキャップの距離が近づいていくのが良かった。キャップのバッキーへの気持ちが悲しかった。バッキーは一度キャップとの記憶を少しだけ思い出したが、ヒドラたちに記憶を消された。死んだと思っていたヒドラの仲間が生きていたりして少し怖かった。ニック・フューリーのかっこいいシーンが多かった。キャップの仲間全員最後までかっこよかった。
2019年5月
エンドゲーム見てから見直した。
バッキーのことを信じ続けるキャップが勇敢すぎて泣ける。
バッキーすごいかっこいい。
キャップがシールドで守ってたが、バッキーが足を狙って撃ってたのが、今までのキャプテンシリーズと一味違ってよかった。キャップはけっこう撃たれていて痛そうでかわいそうだった。
サムとの出会いも良い(on your left)
サムの戦い方もかっこよい。
ファーストアベンジャーの内容をほぼ忘れているからちょっと分からないところもあったからまた見たい。
MCU屈指のサスペンス映画
船上でのステルス占領、ファルコンとの出会いと参戦、エレベーターでの乱戦、バッキーとのナイフバトル
などの名シーンが多い。
そして、前作の「愛国心に溢れたヒーロー誕生!」という前向きな感じとは打って変わって、ダークなサスペンス映画になっててすごく良い。
あとストレートのナターシャかわいすぎ
髪の毛さらさら
キャプテンのステルスコスチューム
ナターシャのストレート
バッキーの仮面装備
ファルコンの戦争的でシンプルなウィング
などの造形もすごく良い。
もうビキニは着られない by ナターシャ
ヒドラはまだ残ってた!しかもSHIELDの中に浸透し、大がかりな組織を作っていた。序盤ではSHIELDの船がフランス人の海賊に乗っ取られて身代金を要求される・・・しかし、キャプテンたちによって呆気なく解決。しかし、ナターシャだけはフューリーから組織のデータを盗むという別任務を与えられていた。
巨大な空飛ぶ戦艦の次は巨大ヘリキャリア。SHIELDが世界を監視するに留まらず、世界征服するかのような軍事設備を持っていたのだ。これが平和組織なのか?恐怖によってテロを起こさせないことに疑問を持つキャプテン。やがてそれがヒドラの思惑だと気づく展開だ。
ニック・フューリーも殺されるし、キャプテンとブラック・ウィドウも狙われ、誰も信じられない状況下でファルコンことサム・ウィルソンが参加することに。
ロバート・レッドフォードが悪役というのも面白いし、強敵暗殺者のウィンター・ソルジャーがキャプテンの親友・戦友だったという展開も人間味のある設定。そして、ヒドラの科学者であったアーニム・ゾラ(トビー・ジョーンズ)がコンピュータとして登場するのもウケる。また、意外としつこいラムロウ(フランク・グリロ)やスキンヘッドのシットウェルといった敵キャラも印象深い。
その他、戦時中にデートの約束をしていたペギー・カーターとの再会を果たすキャプテンのシーン、隣人であるエージェント13=シャロン・カーターの登場も興味深いところだ。
注目すべき人物だけでも盛りだくさんだし、SHIELDの秘密や暴露など、奥深いテーマも潜んでいる今作。あまりにも内容が濃いので逆に印象が薄れてしまいそう。しかも、オマケ映像にはワンダも登場するし、ドイツの悪人役ならこの人!ってくらいのストラッカー役トーマス・クレッチマンも顔を見せる。また、ウィンター・ソルジャーのバッキー・バーンズも生きているし、もう盛り込み過ぎ!そしてブラック・ウィドウの過去も気になってしょうがない・・・
真の”愛国者”とは何か。 懐かしい香りのするポリティカル・スリラー映画。
スーパーヒーローが一堂に会するアメコミアクション映画「MCU」シリーズの第9作目にして、超人兵士スティーブ・ロジャースの活躍を描く『キャプテン・アメリカ』シリーズの第2作。
NY襲撃事件の後もS.H.I.E.L.D.に所属し任務を果たしていたスティーブ。しかしある日突然仲間であるはずのS.H.I.E.L.D.から命を狙われる様になる。
彼らの背後に存在する陰謀に、スティーブとナターシャのコンビが挑む。
監督は、当時テレビドラマ業界で活躍していたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。本作の監督をきっかけに、MCUシリーズの中心人物となる。
○キャスト
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ…クリス・エヴァンス。
バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー…セバスチャン・スタン。
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ…スカーレット・ヨハンソン。
ニック・フューリー…サミュエル・L・ジャクソン。
新たなキャストとして、キャップの協力者である退役軍人サム・ウィルソン/ファルコンを演じるのは『8 Mile』『ミリオンダラー・ベイビー』のアンソニー・マッキー。
S.H.I.E.L.D.の理事、アレクサンダー・ピアースを演じるのは『明日に向かって撃て!』『スティング』の、レジェンド俳優ロバート・レッドフォード。
エンドクレジットに登場する謎の双子の兄、ピエトロ・マキシモフを演じるのは『キック・アス』シリーズや『アンナ・カレーニナ』の、名優アーロン・テイラー=ジョンソン。
同じくエンドクレジットに登場する謎の双子の妹、ワンダ・マキシモフを演じるのは『キル・ユア・ダーリン』『オールド・ボーイ』のエリザベス・オルセン。
製作はケヴィン・ファイギ。
製作総指揮はスタン・リー。
MCUシリーズの中でも、『キャプテン・アメリカ』にハズレなし!今作も面白かった!!
スーパーヒーロー映画ではあるものの、その内容は主人公が政府の陰謀に巻き込まれ命を狙われるという、80〜90年代の香りがするポリティカル・スリラー映画。
またヒーロースーツを見に纏ってこそいるが、スーパーヒーロー映画というよりはトム・クルーズやキアヌ・リーヴスが出演するような、往年のアクションスター映画という印象を受けます。
クリス・エヴァンスの肉体美を活かしたアクションシーンがとにかく素晴らしい✨クリスには次世代アクションスターの素質が十分に備わっていると思うので、今後もどんどんアクション映画に出演して欲しい!
スカヨハ演じるブラック・ウィドウもこれまで以上に活躍の場が増えており、本作ではキャップと並び主役級の扱い。
キャップとナターシャという美男美女の逃避行を見ているだけで眼福といった感じ。この2人はやっぱり華がありますね!
そして、キャップの協力者として共に戦うことになるファルコンことサム・ウィルソン。このキャラクターがカッコいい!
損得抜きでキャプテン・アメリカに協力する漢気と、笑っちゃうくらいカッコいい飛行ガジェットに惚れた❤️
映画の内容はかなり政治的なもの。
国家の安全のためという題目で政府が国民のプライバシーを侵害するという「1984年」(1949)のような監視社会化が進む現代、この映画はその是非を問うています。
星条旗を身に纏うキャプテン・アメリカが、アメリカの掲げる自由主義の為に真の愛国心を見せるというのがこの映画の見所であります!
スティーブと元恋人カーターの再会はなんとも悲しい。老婆になったカーターを見つめるスティーブの心境を考えると…。
他のヒーローとは違う、影を背負った男だからこそ、キャプテン・アメリカというキャラクターは人気があるのでしょう。自分もアベンジャーズの中ではキャップが一番好きかもです😆
ただ、タイトルにもなっているウィンター・ソルジャーの影がいまいち薄かったような気がする。
最終決戦もなんか地味で盛り上がらなかった。
このキャラクターに関しては次回に期待かな?
この作品によって、MCUの物語は大きく動き出しました。今までで一番大きな変化が起こったと言っても過言ではないかも、
ますます盛り上がるMCU。今後の展開が楽しみになってきた!!
文句なし
今のところMCU作品の中で多分一番好きだし、よく出来てると思います。
MCUの全体的な世界観は好きなのにも関わらず、今まで単独主演の作品は悉く酷評してきましたが、これは文句なしに☆5です。
『ウィンター・ソルジャー』という副題からもわかる通り、これはアメリカ人にとって戦後(といっても二次戦ではなく朝鮮戦争やベトナム戦争)の苦い記憶を呼び覚ます名前以外の何物でもありません。
アメリカ史の知識があれば二度三度見てもかなり楽しめるメタファー満載の作品らしいのですが、アメリカ以外の国でも世界中で爆売れのMCUですから、当然アメリカの歴史なんぞ知らんという人や、ただのエンタメとして子供達も見るわけです。この作品が凄いのは、そういった「アメリカの歴史なんぞ露ほども興味ねーよ」という人達にも楽しめるように話が作られているところ。
アメリカの映画は、作品としてのメインテーマ以外に政治的な意図が隠されていることがほとんどだそうですが、ここまで直接的に政治的な雰囲気を出しているのに、ここまで何も知らなくても楽しめる作品を作るのはかなり難しいと思います。
自分は『キャプテン・アメリカ』の1作目『ファースト・アベンジャー』に関してはクソほど酷評しましたが(続編ありきの後続作品紹介動画にしか見えなかったので)、監督変わった?製作会社変わった??と思うくらい全然雰囲気が違って驚きました。映画として完璧な形なんじゃないかと思います。巷では『アベンジャーズ エンドゲーム』がめちゃくちゃ沸いてましたが、個人的には劇場で観た『エンドゲーム』よりDVD観賞の今作の方が相当良かったと感じてます。
…とはいえ、実を言うと今作は、自分がまだMCUの存在すら知らず、『キャプテン・アメリカ』の名前すら知らず、試写会のチケットを貰ったので「キャプテン・アメリカ?何それ?」「知らねー。ヒーローもの?」みたいな会話しながら観に行った覚えがあります。えぇ。だいぶ昔に劇場で観てました。で、驚きなのは、当時映画自体にも興味のなかった自分が、キャプテン・アメリカの名前すら知らなかった自分が、5年程経った今突然アベンジャーズシリーズの存在を知って、キャプテン・アメリカの存在を知って、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』のタイトルを見た瞬間「あ、これ観たやつ」とすぐにわかったこと。内容も(キャラを知らなかったので意味の分からない部分は曖昧だけど)多少なりともハッキリ覚えており、なんも知らずに見たあの頃の自分でさえ、強烈に記憶に残ってたんだなーと少しばかり感動しました。
上に朝鮮戦争の話をチラッと書きましたが、もう少し詳しく言うと、戦争に行っていたアメリカの兵士達が戦後、祖国に帰ってきますよね。そして、敵国の捕虜になっていた米軍もめでたく祖国に戻ってきたわけですが、解放された際、実は洗脳され既に敵国のスパイになっており、自国の情報を敵国に流していた、ということが多々あったそう。それから、戦争が終わるたび自国の人間・友人・家族であっても帰還兵を信用できず、国内での疑心暗鬼が広まった恐ろしい時代がありました。ソ連との冷戦中も、内部に共産党の人間がいつの間にか紛れ込んでいるということがありました。ありました、といっても、今もアメリカ人にとっては「過去の話」ではありません。
自分の周りにいる人間が、実は裏切り者だったら?正義の味方だと信じていた人が、実は人々を扇動して暴動が起こるよう仕向けている悪だったら…?
そういう不安があるからこうして今も、超大作にこういう設定をブチ込んでくる。
今作でのウィンター・ソルジャー(帰還兵の意)は、アメリカの代表的なヒーローキャプテン・アメリカの、大昔に死んだと思われていた幼馴染兼大親友のバッキーが洗脳されて戻ってくるという設定。なので、これはメタファーでも何でもなく、まんま上に書いた「恐ろしい時代」の話がメインテーマということ。
最初のだだっ広い公園をサムとスティーブが走ってるシーン(有名な「左から失礼」のシーン)、あの場所も、調べたら帰還兵の集会や反戦運動が行われた場所なのだそう。帰還兵を象徴する場所なんですね。わざわざリンカーン像やワシントン記念塔なんかをはっきりと映して、「この場所ですよ!」とアピールしていることからも、2人が長距離マラソンできれば場所はどこでも良かったのではなく、このシーンはこの場所、このナショナル・モールという場所でなければならなかったことは明らかです。
サムも帰還兵であり、また精神異常を抱えた帰還兵のケアをしている。その「帰還兵と深い関わりのある2人」が、「帰還兵を象徴する場所」で一緒に走っている。
そして、あのやたらと人気のある台詞「左から失礼」。今度オリンピックがあるので、最近はよくエネゴリ君がCMで50m走ってますが、あれを見てみましょう。そう、何か変だなーと思ったら、あの2人、コースを逆走してるんですよね。まぁ、正式なマラソンじゃないし、正式なコースでもないし、ただ走ってるだけなのでルールなんてないんですが、でも何故わざわざ逆回りなのか?
これは、今作でこれから話のベクトルが過去に向かうよ、というメタファーなのではないかと(見終わってから)感じました。皆未来に向かっている、しかもキャプテンも「(現代に)頑張って適応している」と言っています。それなのに、この2人は過去に向かって走っている。特にキャプテンなんかターミネーター走りのすげー速さで。笑
よくよく考えれば、帰還兵の精神的なケアや生活のサポートをしながら、サム自身も鬱屈とした思いを抱えていましたよね。だからキャプテンに助けを求められた時、迷わずファルコンに「戻る」わけです。
冒頭だけでこれだけ面白く作り込んでくれた本作ですが、風呂敷広げるだけ広げて締めは雑、というよくあるパターンにはまることもなく、もちろん続編ありきの作品ではありますが「気になることあるなら続編見ろ!あばよ!」と続編に全責任をブン投げるような終わり方ではなく、次作にバトンを渡しつつ本作自体はきちんと「見終えた感」のあるラストでした。
MCUに興味ない(つーかアイアンマンが好きでキャプテンに興味ない)家族も「映画見た感があった」と言っていた通り、起承転結のバランスが取れており、テーマがはっきりしており、かつ別の角度から見れば知識がある人はある人なりの楽しみ方ができる。映画として(売れるには)必要最低限の三拍子であり、しかしこの三拍子が揃っていることはなかなかないと思います。
MCU作品、好きですが、やはりヒーローものは大味というか、「主役(ヒーロー)がイケメンぽく見えりゃ良いだろ」という感じの作品が多い中(偏見か?)、盛り上がるところは最高に盛り上げてくれましたし、キャラクターの心情や人間関係を緻密に描くことで、きちんとキャラクターに感情移入できるようになっていました。
更に言うなら、自分はアベンジャーズ初期キャラの中でキャプテンが一番好きなので、キャプテンを最高に格好良く撮ってくれて感謝感謝。ただ「この人イケメンでしょ~ホラホラ~」っていう下らないイケメン自撮り自己満映画ではなく、動きが美しく、迫力があるように見せる撮り方で、多分シリーズの中で一番、安易にCGに逃げず違和感のない格好良さに仕上げてくれた作品ではないかと思います。
先程レビューを書くため『ウィンター・ソルジャー』を検索したら、ちょうど映画.comの記事も一緒に出てきてくれたのでついてに読んだんですが、もう首が吹き飛ぶくらい同意肯定の嵐だったので
https://eiga.com/movie/77787/critic/
コチラ。
「キャプテン・アメリカは他のヒーローにはない魅力がある」という話で、
>>普通の人間が本来持っている力から生じたヒーロー
>>人間性の肯定から生まれた
>>彼は天才でも超能力者でもなく、彼の力は宇宙や異世界から来た特殊なものではない。ただ速く走り、高く跳び、素早く動き、強く打つ。そして、友を、愛する人を、熱く思う。そんな人間の基本的な力が増幅されるだけで、どれだけ偉業が成し遂げられることか。本作は、このヒーローのそんな真髄だけを、冒頭から徹底して描く
そう、そう、それですよ!!!!!
アイアンマンやソーが好きな人が多いのはわかります。でも、「キャプテン地味じゃん」とか言ってる奴!お前!わかってねぇーなー!!(絡み酒)
生身の人間を強化しただけの、いわば自分らの延長線上にいる「人間」がここまでやるんすかー!って、それで初めて勇気をもらえたりするわけじゃん。もうほとんど心で戦ってんじゃん。血清だって、心で認められたようなもんじゃん。
機械つけて空飛べたら誰でも戦えるし、カミナリ操れたらそりゃ戦えるでしょ!人間より強いの当たり前でしょ!勝てる気するでしょ!ヒーローで、リーダーで、主人公やるようなキャラはカッコ良くて当然、人と違って当然、抜きん出てて当然。
でも、「なんもできない」一般人の気持ちに寄り添えるのは、努力じゃどうにもならない壁を身を持って体験してるのは、実はキャプテンだけ。しかも、周囲を護るために戦いたいと言っていたのに、戦える力を手に入れた途端、今度は護る対象を失ってしまう。常にアンバランスなのにも関わらず、常にまっすぐ。迷っても絶対に諦めない。そして何か、やたら前向き。笑
人を率いるのに、前向きじゃないリーダーなんて嫌だもんなー!
今後そのようなバックグラウンドが描かれるキャラもいるだろうけど、少なくとも今のところは、ここまで「ただカッコイイだけじゃない」ヒーローはキャプテンだけかなぁと。
日本人好みの「成長がわかりやすい」ヒーローだと思うんですが、日本人気は…どうなんでしょう、やっぱりアイアンマンなのかな?日本じゃアイアンマンは全然人気ないかと思ってたけど、意外と人気で驚いてます(失礼な)。
一番人気はやっぱりスパイダーマンかと思いますが(サム・ライミ監督強し)、二番手は…
う~ん、キャプテン人気もっと広まってほしいですね!
この作品好きすぎてもう4千字超えてるので、いい加減この辺でやめておきます。
どんな人にもお勧め!
キャラクター相関がある程度わかっている人じゃないと厳しいですが、それ以外はアクション、サスペンス、友情ものや感動もの、勿論ヒーローものが好きな人にも、あらゆる人にお勧めです。
サムが飲んだのはオレンジじゃなくてレッドブル
死んだと思われていた親友が悪役として復活するのはよくある話。
前作ではバッキーが雪山に落ちていったのに対し、今作ではキャプテンが湖に落ちる。
逆の立場になる演出は面白かった。
バッキーの今後や友人に戻れるかは今後の作品に期待している。
無事ペギーと再会できてよかったね。
あのナースの苗字はカーターなので親戚かな。キャプテンの恋路は今度彼女に向っていくだろう。
いつか現代の車もAI搭載ですごいことになりそう。
キャプテンだいぶ負傷してたのに傷綺麗に治るの早すぎだろって思ったけど一般の4倍のスピードで細胞分裂してるんだよね確か。サムはアベンジャーズシリーズにも出てくるぽいので2人の活躍が見れたら嬉しい。
崩壊
サスペンス色が強い作品。
シールドあっけなく崩壊。
ウインターソルジャーの正体。
アイアンマン2の議員やアベンジャーズに出てたシールドのメンバーもヒドラの一員。
・ファルコン初登場
・左から失礼
・誰も信用するな
・ダンスもまだだろ?
エンドロール後
ヒドラの施設でクイックシルバーとスカーレットウィッチ登場
キャプテンアメリカの博物館にウインターソルジャーが現れる
「アベンジャーズ以外、全員敵。」
原題
Captain America:The Winter Soldier
感想
マーベルシリーズ9作品目。キャプテン・アメリカシリーズの2作品目。
前作を超える迫力でした。面白かったです。
ナターシャもたくさん見れて満足です。
ウィンター・ソルジャーとファルコンが登場します。
スティーブがペギーおばあちゃんと交流しています。
ファルコンの声優は溝端淳平だったんですが合わなかったです。
インサイト計画にはトニー・スタークも関与していました。標的ロックシーンにはトニーの顔写真が映っていました。笑
シットウェルの脅威になる存在でバナー、ストレンジが語られていました。
最後のほうではヒルがスターク・インダストリーズの面接を受けてたり、ラムロウは死んでなかったり、スターンが捕まったり、シャロンがエージェントになってたりします。
エンディングでは超能力を得た双子が登場で今後どう関わってくるのでしょう。ウィンター・ソルジャーは博物館に行ってます。
次はガーデンズ・オブ・ギャラクシーを見ます。
※左から失礼
友の為ならば…
キャプテンアメリカ。弱きを助け強きを倒す。ヒーローの中のヒーロー、内も外もイケメンな超軍人。正直言って他のマーベルヒーローと比べて魔法が使えるわけでもなく、強大な兵器があるわけでもない。装備品くっそ頑丈な盾のみですよ?魔王と対峙したら、キサマ舐めてんのか?ってツッコみ入れる所です。身体能力と仲間の知恵を頼りに突破口を切り開く無骨なスタイル…私大好きです。キャプテンの名を表すように、仲間の「どうするの? 」に対し一番先に「僕がやる」という。精神を乗っ取られたかつての親友に対しては、お前とは戦えぬと武器を捨てて殴られ放題。しかも全く抵抗しない。派手なアクションもあるにはあります、しかし最終決戦で勝利より親友との絆を選ぶ。敵に絶対服従のバッキーがこの行為に困惑。挙句に助けちゃう。しかもさり気なく!っっくぅ〜!!!ヒーローが最高なら敵も最高!!ほんま尊い…全てのヒーローに憧れるキッズが見習うべき男の生き様です。正直ベタ褒めです。見たのは最近ですが観たらこの想いを共有したい気持ちを抑えては居られずこのレビューアプリをインストールした。最高の作品でした。
バトルは「拳対拳」に限る!
アベンジャーズの戦いから2年後。
スティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)は
ワシントンDCで暮らしながら、S.H.I.E.L.D.(シールド)の
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の下で
任務にあたっていた。
S.H.I.E.L.D.の船が海賊に襲われたのを助ける任務をきっかけに
インサイト計画について知る。
これはスパイ衛星を使ってテロリストのDNAを衛星が読み取り
事前に敵を攻撃するという計画だった。
ロジャースはこの作戦に疑問を呈する。
テロを行う前に攻撃することは
国民全員に銃口を突きつけることになるのでは警鐘を鳴らした。
しかし、インサイト計画の真の目的は他にあった。
ヒドラが裏で操り
ヒドラに逆らいそうな者の抹殺を目論んでいた。
実は第二次大戦後もヒドラは生き続け
S.H.I.E.L.D.の内部に潜んでいたのだ。
計画を阻止しようとするフューリーが襲撃される。
攻撃の手はロジャースや
ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)たちにも
襲い掛かる。
ここで襲ってきたのがウィンター・ソルジャーこと
バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)だった。
死んだはずの戦友の姿に困惑するロジャース。
ロジャースとバーンズの県警性はどうなるのか……
はたまたインサイト計画を阻止できるのか……
というお話。
キャプテン・アメリカの映画は
バトルが肉弾戦なところが好き。
素手で戦いながら、人間離れした動きを
CGで表現する。
リアルさと現実離れした動きの両方を
味わうことができた。
MCUシリーズで前作にあたるマイティ・ソー ダーク・ワールドでは
雷がほとばしるなど浮世離れしたバトルが多かった。
それはそれで面白いが
殴り合いのほうが見ていて迫力を感じていい。
中でもウィンター・ソルジャーとのバトルは必見!
しかし自分的には
海賊にS.H.I.E.L.D.の船が占拠された映画冒頭での
海賊ジョルジュバトロック リーダーとの
ストリートファイトがよかった。
大技連発!最後仕留めたときの技もカッコ良かった!
映画の魅力をもう1つ挙げるとすると
マシンのかっこよさだと思う。
インサイト計画の主要マシンであるヘリキャリアや
シールドの本拠地であるトリスケリオンといった
スケールの大きなものから
USBメモリーひとつとっても
近未来チックに描かれており近未来感が伝わってきた。
バトル・CG・デザイン・ストーリー……
どれをとっても見ていて最後まで飽きない!
非常に楽しめる映画だと思った。
エンドクレジット時のおまけ映像も
次へつながる大事なシーンになっているのでお見逃しなく!!
マーベル作品で一番好き✨
単純に言って最高の映画、裏切りや喪失感の中で自分の正義を貫くキャップの生き様が最高にカッコよかった!
アクションシーンも文句なしのハイクオリティで特にエレベーター内での戦闘は繰り返し視聴したくなること間違いなしの一級品。他にも些細な動作一つ一つがカッコ良すぎ!!アベンジャーズ1に比べ大分アクションが仕上がって来たと素人目にも分かる。
あとブラックウィドとのコンビも良かった、考え方や戦い方など何から何まで違うまさに凸凹コンビが茶化し合いながらも協力し合うのが見てて全然退屈しなかった。
ほんとにアクションから会話シーンまで何から何まで退屈しない最高の映画だった。
驚異的な完成度を誇る、マーベル会心の一作
マーベル・シネマティック・ユニバース第9作目にしてキャプテン・アメリカ2作目。
その完成度の高さから、MCUシリーズでも最高傑作と評され、キャプテンの人気を決定づけた作品である。(あまり大きな声では言えないが、ぶっちゃけダークナイトより好き)
特筆すべきはそのあまりに巧みなストーリー構成と、それを彩るスピーディーかつ、華麗で重厚なアクションだろう。
アベンジャーズを経て、現代とのジェネレーションギャップに戸惑いながらも(でもメシはうまいらしい)、真面目で努力家なスティーブ・ロジャースは、その後様々な体術を学んでいった。(劇中ではそんな描写はないが)
そうして会得した技は自身の盾アクションと相まって、凄まじい物へと進化を遂げ、観る者を一瞬にして釘付けにさせる。
そんな彼の重みのあるスーパーアクションに対抗するかの如く登場したのが、彼の唯一無二の親友、バッキーことウィンター・ソルジャーだ。
1作目で崖から落ちてしまい死んでしまったと思われたが、生きており、ヒドラによって仮面○イダーの如く、改造人間となるが、そのカッコよさたるや、これまた凄まじく、なくなった左手の代わりに取りつけられたメタルアームと銃を引っ提げ、キャプテンやブラック・ウィドウ、ファルコンと激闘する様はもはや「美しい」の一言。
だが、この映画の凄い所はキャプテンとウィンター・ソルジャーのスーパーアクションだけではない。
序盤での船での戦い、エレベーターのシーン(これは特にヤバい)、キャプテンの飛行機を蹴散らしてヒーロー着地するシーン(カッコよすぎて鼻血出るわ)、ヘリキャリアでの戦い、これら全てのショットのクオリティが高すぎて全部が名シーンになってしまってること。
アクションシーンだけで名シーンに変えてしまう圧倒的なパワーがこの映画には備わっているのだ。
そんじょそこらにある普通の映画ではこんなことはまずあり得ない。
そこに、上質で重厚なクライム・サスペンスとも言えるストーリー構成が加われば、向かう所敵なしなのである。
まぁ個人的には印象に残った曲がエンドクレジットのメインテーマしかなかったのは少し残念だが、そんなことはどうでもいい。
キャプテン・アメリカの魅力を最大限にまで高め、なおかつここまで重厚な映画を作り上げたルッソ兄弟に拍手!!!
また一つマーベル史に新たな伝説が刻まれたのだ。
(本作を100%楽しむために、1作目とアベンジャーズは是非とも鑑賞してから観てほしい。これらを観ないで本作を語るのは邪道だ)
味方に渦巻く陰謀とかけがえの無い友情!
「マーベル・シネマティック・ユニバース」第9作。
「キャプテン・アメリカ」シリーズ第2作。
コミックは未読です。
「MCU」でいちばん好きな本作―。
なんせ、アクションとサスペンスの融合が絶妙なのだ!
「まさか!」と目を剥いてしまう展開の連続に、画面に釘付けになりました。アベンジャーズが誕生し、ようやくユニバースが軌道に乗って来たという矢先に、早くも根底から揺さ振るような事態を勃発させるだなんて…。攻めたなぁ、ケヴィン・ファイギ! 文字通り、波乱の展開が始まりました…。
死んだと思われていた親友バッキー・バーンズが、“ウィンター・ソルジャー”という強敵として、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの前に立ちはだかりました。
ヒドラに洗脳され、超人化手術を施され、事故によって失われた左腕にはメカニックアームを装着し、70年の長きに渡り歴史の裏で“最強の暗殺者”として暗躍していたのでした…。
戦闘力はキャプテンと互角、もしくはそれ以上…。さすがのキャプテンも窮地に立たされてしまいました。それでも親友を助けようと奮闘し、苦悩しながらも戦う姿に心打たれました。
さらに、“ヒドラ”までもが復活を遂げるだなんて! “味方を隠すなら敵の中”的な戦法に度肝を抜かれました。と云うか、シールド職員の殆どがヒドラになっていましたなぁ…(笑) 70年もの間息を潜めて逆襲の機会が訪れるのを待っていただなんて、なんとも執念深い連中…。恐れ入りました…。
その首魁、アレクサンダー・ピアース役でレジェンド俳優ロバート・レッドフォードが参戦! すげぇ!(笑) 非道な悪役振りが抜群にハマってるように思いました。最高かよ! 往年のスター俳優が出演してくれるだなんて、「MCU」もビッグなシリーズになったんだなと嬉しくなりました(笑)
組織に裏切られ、誰を信じればいいのか分からない状況で、本当に信頼出来る仲間を得て、最低最悪の事態に最後まで諦めずに立ち向かったキャプテンがカッコ良過ぎました!
※鑑賞記録
2019/01/26:Blu-rayで5回目の鑑賞
2020/03/04:4K Ultra HD Blu-rayで鑑賞
ド迫力ノンストップアクション
盾でここまで戦えるヒーローはそういまい。
過去の関連作の伏線を見事回収し、物語はマーヴルユニバースにおいても重要な展開を迎えます。そう、裏切られました。それもアヴェンジャーズ発足ともされるシールドに。
最後まで興奮を隠せないアクションと魅力的なヒーロー、ヴィランの方々。今まで見たなかでダントツに好きです。
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