「逃亡者キャプテン・アメリカ!不穏な影が忍び寄る!」キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
逃亡者キャプテン・アメリカ!不穏な影が忍び寄る!
通常のヒーローものとは、ちょっと違う楽しみ方が出来る作品です。
サスペンスタッチだから、内容はあまり知らないほうが楽しめるんじゃないかな。
「アベンジャーズ」から2年後、キャプテン・アメリカ(以下『キャップ』と表示)は、ナターシャと共にシールドの一員として活動していた。
ところが、シールド内に不穏な空気が漂い、フューリーが襲われ、キャップも追われる身となってしまう。
そこへ、謎の暗殺者(ウィンター・ソルジャー)が絡んで、ドラマは大盛りあがりに展開していく。
キャップにしろ、ナターシャにしろ、特別な能力を持たない元々の人間ですからね。体術なんかのアクションシーンが見応え十分です。
フューリーが襲われる町中の銃撃戦も迫力満点でした。
そして、もうすぐ公開の「キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド」で2代目キャップになるサム・ウィルソンが、本作から登場するのも楽しめます。
【ネタバレ】
なにしろ、正義を守る組織だと思っていたシールドが、既にヒドラに侵食されていたって展開にビックリ。
「アベンジャーズ」で登場(活躍はしなかったけど)した超巨大要塞が3機も出てくるのに、敵の兵器として利用されるということで破壊せざるを得なくなった。
ところが、それによってキャップやナターシャは、迫害されることになってしまうラストも衝撃でした。
話が前後しますが、敵の親玉が大御所のロバート・レッドフォードってのもバッチシだったんじゃないでしょうか。 全編にみなぎる緊張感!いや~、ホンっと大満足です!
更に、更に、今後に影響する新キャラの登場が楽しめます。
記憶を無くしたウィンター・ソルジャー、実はキャップの親友なんだけど、博物館の自分の記述を読んでいたオマケ映像が意味深でした。
全然覚えてなかったんだけど、「アベンジャーズ2」から加入する2人が、この作品で、既に登場していたのにもビックリ。