「もうビキニは着られない by ナターシャ」キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
もうビキニは着られない by ナターシャ
ヒドラはまだ残ってた!しかもSHIELDの中に浸透し、大がかりな組織を作っていた。序盤ではSHIELDの船がフランス人の海賊に乗っ取られて身代金を要求される・・・しかし、キャプテンたちによって呆気なく解決。しかし、ナターシャだけはフューリーから組織のデータを盗むという別任務を与えられていた。
巨大な空飛ぶ戦艦の次は巨大ヘリキャリア。SHIELDが世界を監視するに留まらず、世界征服するかのような軍事設備を持っていたのだ。これが平和組織なのか?恐怖によってテロを起こさせないことに疑問を持つキャプテン。やがてそれがヒドラの思惑だと気づく展開だ。
ニック・フューリーも殺されるし、キャプテンとブラック・ウィドウも狙われ、誰も信じられない状況下でファルコンことサム・ウィルソンが参加することに。
ロバート・レッドフォードが悪役というのも面白いし、強敵暗殺者のウィンター・ソルジャーがキャプテンの親友・戦友だったという展開も人間味のある設定。そして、ヒドラの科学者であったアーニム・ゾラ(トビー・ジョーンズ)がコンピュータとして登場するのもウケる。また、意外としつこいラムロウ(フランク・グリロ)やスキンヘッドのシットウェルといった敵キャラも印象深い。
その他、戦時中にデートの約束をしていたペギー・カーターとの再会を果たすキャプテンのシーン、隣人であるエージェント13=シャロン・カーターの登場も興味深いところだ。
注目すべき人物だけでも盛りだくさんだし、SHIELDの秘密や暴露など、奥深いテーマも潜んでいる今作。あまりにも内容が濃いので逆に印象が薄れてしまいそう。しかも、オマケ映像にはワンダも登場するし、ドイツの悪人役ならこの人!ってくらいのストラッカー役トーマス・クレッチマンも顔を見せる。また、ウィンター・ソルジャーのバッキー・バーンズも生きているし、もう盛り込み過ぎ!そしてブラック・ウィドウの過去も気になってしょうがない・・・