「キャスティングがGood!」シャニダールの花 ☆くっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスティングがGood!
前半の、理詰めで進みそうな部分と、中盤の穏やかな雰囲気、後半の幻想的な要素。
綾野剛の変化が同期。
黒木華の一貫した空気感。
絵空事のような「人の胸に咲く花」しかし、これはヒトに寄生する新種のウイルスや、腫瘍に置き換えれば、ぐっと身近な物語となる。
しかしそれをあえて、リアリティのない世界へと引き込んでいった。
ハリウッド映画のように、宇宙を相手にしなくても
人間は破滅に向かうのか、永遠の世界へ導かれるのか、そういったテーマを表現できることに気づかされる。
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