「'真の人'たれ。」セデック・バレ 第二部 虹の橋 Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
'真の人'たれ。
台湾と日本。
現在の関係に至るまでに歩んできた歴史、前作「海角七号」に続き、監督は提示してくれている。より大きなスケールで、より多くの熱量で。
国と国の関係も、個人と個人の関係も、決して良い面ばかりではない。
その選択した行動も、善とか悪とか、一刀両断できるものではない。
簡単に答えに辿り着こうとせず、また、一方だけを断罪せず。
観る者が、じっくりと咀嚼していくこと。
そして、各々の記憶に留まり、語り継がれていく物語。
ああ、小生は虹の橋渡れるだろうか?
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