「がんばれミノル君」クロユリ団地 Gonzoさんの映画レビュー(感想・評価)
がんばれミノル君
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前半は主演のあっちゃんをはじめとする優しい俳優たちの棒読み演技で、恐ろしい雰囲気におびえている観客たちを和ませてくれます。本当の主役のミノル君はいけすかないガキとして颯爽と登場。壁ドンしたくなるような篠崎さんのグダグダエピソードを経て、「本当は家族は死んでいました」のあたりがクライマックス。以降、メンヘラ的な役がはまってるあっちゃんの恐怖感が存在感を増していきます。詳細は省きますが、実は篠崎老人(パンチ一発で粉砕できそうな弱い感じ)をとりころしたのはミノル君で、ラスボスだということが判明しました。しかし、メンヘラあっちゃん・カルトおばさん集団の御祓い vs 可愛らしげなミノル君だったらどう考えても後者を応援しますよね?とういうか、敵の悪霊的なほうに感情移入したのは初めてでした。その流れで、あっさり誘惑に負けた成宮を吹っ飛ばしたときにはブラボーしたくなりました。
総合的には萌える映画で、「あ、パジャマきてるとこみるとあっちゃん胸おっきいんだな」という感想でした。人生に疲れている人にはぜひお勧めしたい娯楽映画です。
(ファンの皆様ごめんなさい)
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