「終始緊迫感溢れる展開」ゼロ・ダーク・サーティ いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
終始緊迫感溢れる展開
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ビンラディンを殺害に向け、彼とつながりがあると思われる、アブアフメドという人物を執念で見つけ出す。
そこまでの過程で水責めといったCIAの非情な拷問シーンが見られる。結果的に、拷問によって有力な情報が得られたが、科学的な根拠はない方法を使っていた、関係のない人にも拷問をしていたということも頭に入れなくてはならないし、実際はもっと残酷で詳しくはザ・レポートを見るといいかも。
世間に拷問の事実がばれた後も、拷問できないから情報得られないみたいなこと言ってたが、正しい行為という認識だったのかな。
隠れ家への潜入シーンは緊張感が凄かったし、リアルなのかな。
登場人物の心情面、人となりはあまり描かれず、作戦の様子をメインに描いている気がした。
なので表情を読み取ったり、シーンをよく読み取らないとなと思った。マヤのパソコン画面が亡くなった同僚ジェシカとの2ショット写真だったのが切なかった。
ビンラディンを殺害し作戦が成功したが、マヤの表情は晴れやかではなく、涙を流した。
ジェシカは帰ってこない。武力で倒したところで次のビンラディンが出てくるだろうという絶望感からか…
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